最後のフィルムカメラ

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家を買うかカメラを買うか...。その問いに「カメラ」と答えた人がいったいどれ程いたのでしょうか?

私にとってきっと最後となるフィルムカメラLeica IIIfが届きました。1954年という古いものですから各部の動作に若干の不安はあるものの、外観は年代を感じさせない奇麗なもの。いったい私の元に来る前にどんな国を旅して、何人のお世話になったのでしょう。その最後が日本に住む私になるわけですね。

とは言え、まだレンズが届いておりませんし、ファインダーに至っては出物を見つける事すら出来ていません。急がずゆっくりと...。このカメラ自身がそう訴えてきます。

せっかくフィルムが使える時代に生まれてきたのですから、まだこのドキドキは味わえるのです。

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