たまには慣れないツールも取り入れてみる

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思ったよりも早く、Adobe Camera RawがバージョンアップしてくれてSony RX1のRAWデータが現像出来るようになりました。同時にLightroom 4もRX1に対応しましたから、今日は珍しくLightroom 4での現像です。

Camera RawもLightroomも基本的には同じエンジンでしょうから出来る事に大差はないのですが、Lightroomは写真のライブラリからプリントまでを一元管理出来るツールに仕上がっているばかりでなく、ある程度のフィルターがプリセットされているので、自分のアイデアに煮詰まった時、ちょっと触ってみると意外な発見があったりして面白いです。今日は思い切ってクロスプロセスで現像しました。

今回のバージョンアップで少し残念だったのが、またもSIGMA DP2XのX3Fファイルに対応してくれなかった事。Adobeさんももう諦めているのかもしれませんね。DPシリーズも確かXになってから画像処理が変わったので、同じX3Fでもそれ以前のものは正しく現像出来るのにXシリーズになってからは出来たり出来なかったりします。出来ない時は大抵サチレーションが下ってモノクロに近い画像になってしまいます。そんな時はSIGMA Photo Proの出番ですね。SPPで現像 → TIFF16bit保存 → Photoshopで仕上げ。

そういうわけで私は、Lightroom 1本よりも、Adobe Bridge経由でCamera RawとSPPの使い分け! というフローがしっくり来ます。とは言え、Adobe Cloudメンバーシップで毎月お金を払っている身としては、今後はLightroomも積極的に取り入れていかないと勿体無いですね。

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