今回は粘る

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昨夜はブログを更新した後、早速天体撮影にと千葉県は館山にある野島崎あたりでお店を広げようとしたのですが、灯台の光が想像以上に強く、しかも撮影しようとしている頭上をブンブン光線が横切るものですからその場での撮影は断念しました。

実は野島崎灯台の付近には ”日の出と夕日の両方を見られる白いベンチ“ が大きな岩の上に備え付けられており、フォトジェニックなスポットとして近年星景写真の一部に取り入れるファンが増えていました。この日も何名かの写真ファンが息を殺して挑戦していました。

勿論、ISO感度を上げてシャッター速度を早めれば光が横切る隙間を狙って撮れるんですけどね。今回の私は赤道儀を使った長秒間露光なので目に見えるような光は全部写ってしまうのです。

さあ困りました、今回はロケハンを全くしておらずGoogleマップとサンサーベイヤーの情報だけで撮影地を決めていましたからね。そのポイントがNGとなると途方に暮れてしまい。

仕方がないのでその場所から少しずつ東へ東へと海岸沿い近くを走り、鴨川、そして勝浦まで走りました。そこには以前サンサーベイヤーでバーチャルロケハンをしていた八幡岬という場所があり、結局2時間以上も路頭に迷いそこへたどり着いたのは深夜2時半くらいでした。この日の薄明は3時50分くらいでしたからセッティングを30分で終えても撮影可能時間は1時間。なんという事か...。

それでも、景観という意味では南の空が遮るものなく見渡せる環境で、街灯も無く近くに工場などの高輝度施設も無い絶好の場所。ただここもまた遠くに勝浦灯台が存在しておりその光が多少被りそうな感じはありました。

でももう贅沢言っていられないのでとりあえず撮影開始...。あっという間に朝を迎えました。

1時間では出来ることも限られており、また千葉県という土地柄羽田空港へ離着陸する飛行機の通過も想像以上で少し悔いの残る結果に。いえ、実はこの時私の中にはすでにある覚悟が出来ておりました。明けた今日はまだ土曜日、このままもう一晩ここで撮影していけば良いじゃないか!!

という事で、今日は家に帰ることなく昼間は時間潰し的に千葉観光をし、夜になったら再チャレンジ。ただ、最近2日連続徹夜ってご無沙汰ですけど睡魔との戦いはどの辺まで頑張れるでしょうか。

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