Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ゼロベースでルックを作る

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All Photo by inos

Amazonや楽天などのネットショッピングでは今やレコメンド機能が当たり前で、過去に検索・購入した商品に紐づいた ”おすすめ商品” が自動的に表示され、閲覧者のアクセスを上手く導くような仕組みになっているのはご存知の通り。そしてそれはYoutube等の動画配信サービスも同様、ユーザーログインしている限りは必ずトップページにおすすめ作品が表示されます。

ネット上には様々なジャンルの動画があるので、閲覧履歴を元に構成されるおすすめ表示は人によって様々なはず。人様のを見せてもらったことはありませんが、少なくとも私むけに表示されるおすすめ動画は「カメラ紹介」「一眼動画作品」「ドローン空撮」「ミュージックビデオ」あたりが多く、カメラ紹介を除いてはどれも共通した作品作りの方向なので、偏った私自身を表しているとも言えそうです。

ここ数年それらの動画を見ていると、プロの作品はともかく一般の方でも色調整の方向がフィルムルックな仕上がりを目指しているものが多く、それもかなり良い感じに落ち着いているので恐らくエフェクトメーカーが販売しているフィルムシミュレーション3D LUTを適用しているのだろうな?と想像しています。そのクオリティをLUTを使わずゼロベースで作り込むのはプロでもなかなか苦戦しますからね。

海外クリエイターの方などは、そうしたルックの作り方を紹介するムービーを公開していて、それを見る限りではやはりAdobe PremiereやApple FCP Xにプラグインエフェクトをインストールして適用しているケースが殆どですね。でもなんとなく閲覧者はプラグイン購入にお金を掛けずアプリケーションの標準機能だけで作りたい!と思っている人が多そうな気もしますけどね。

私はそれらの作り方を教えるのが仕事ですから、日々こうしたブログ用掲載写真でも研究中です。

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