スマートフォンはカメラ性能で差がつく時代

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ソニーからXperia Pro-Iが発表されたのはもう数週間前の事でしょうか。何をもってスマートフォンにプロ仕様を位置付けるのか疑問ではありますが、少なくともそこに搭載されるカメラは羨ましいですね。1インチセンサー搭載ですよ。

iPhoneに搭載されるカメラのセンサーサイズが1/2.5インチ程度と言われていますから、面積比で見たら4倍以上大きい計算です。解像度が同じなら4倍の光量が取り込めるわけで画質差は歴然でしょう。

スマートフォンに1インチセンサーを搭載したモデルはこれまでにも何機種か存在しましたが、どれもレンズが大きくなってしまったため携帯性との天秤にメリットを感じる人だけにしか受け入れられない印象でした。

かくいう私も何年か前にPanasonic CM1を使っていた時期があり写真画質はスマートフォンの枠を超える立派なものでした。ただそのCM1の場合もカメラ機能を起動するとニョキっとレンズが迫り出してコンパクトデジカメのようでしたから、単純にスマートフォンと呼ぶには少々無理があるサイズ感でしたね。特に厚みが。

その点今回発表されたXperia Pro -Iは見たところiPhoneのカメラと同程度の出っぱり具合ですからこれまで見てきた1インチセンサー搭載モデルの中では最高に綺麗にまとまっていますね。超広角、広角、中望遠と3つのカメラのうち1インチセンサーを搭載しているのは広角のみというのが惜しいですが、さすがに超広角と中望遠をそこに収めるのは光学的に難しそうですね。

ただスマートフォンはiOSに慣れている私としては是非iPhoneにこのクラスのセンサーを積んで欲しいわけで。

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