Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

タダなのに良く出来たソフト

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先日、自宅にRAIDディスクを導入してから、これまでバックアップ兼ファイルサーバーとして活用してきたNASから毎日コツコツとデータを移動しております。新しいディスクはeSATA、Firewire 800/400、USB2.0と4つのインターフェースに対応していますからMAC Book ProとはFirewire800接続でストレス無い転送速度が確保出来ますが、いかんせんNASのほうはイーサネットですからギガビットとは言ってもたかが知れています。夜通しコピーを続けて1日半程を要して何とか終わりが見えました。

事のついでに、これまでNASに置いていたiTunesの音楽ファイルをMAC内蔵ドライブに移す事にしましたが、このiTunes Musicフォルダの階層構造が最新のiTunes 9から変更になっているのは以前のバージョンから使っている方はご存知かもしれません。フォルダ名もiTunes MusicからiTunes Mediaになりました。iPodやiPhoneが音楽以外のコンテンツを多く扱うようになりましたから整理しやすく工夫されたのだと思いますが、以前のバージョンからiTunes Libraryを引き継いで使っている人はこのフォルダ階層がゴチャゴチャになってしまっている人も少なく無いと思います。私の場合は、Mobile applicationフォルダが異なる階層に複数出来たりしていました。

そこで、せっかくライブラリ全体をMACのローカルディスクに置くのならこのフォルダ階層も整理しようと思い、今回はライブラリ内のファイルだけを一旦別の場所に退避させiTunesそのものをインストールし直しました。これにて最新版のiTunes Libraryの階層構造が新規に作られますから、予め退避させておいたファイルをそこにマージすれば奇麗に整理整頓が出来ます。

しかしここで懸念されたのがその他のファイルの取り扱い。iTunesだけを考えればメディアファイルの指定だけしてあげれば良いですが、ライブラリとiPhoneを同期させてしまっている場合に、ライブラリ全体を新規に作ってしまうと初期の同期で一旦iPhone内が空っぽになってしまうのではないかと...。つまりiPhoneの中身は新規のライブラリで上書きされてしまうのではないかと考えました。それも音楽やビデオはある程度想像がつきますが、各種アプリケーションとそれに付随するデータはいったいどうなるのか?

結論を言いますと、これが実に良く出来ていて、iPhoneの中身が入れ替わる事なくメディアファイルのみが新たなライブラリと紐付けされました。これまでもiTunesの排他処理には感心してきましたが今回のケースはいったいどういう仕組みを取り入れたらここまで思い通りの結果に繋がるのか、不思議なくらいでした。

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