長野に帰省したのなら何か一つくらい観光でもして帰ろうと2時間ほどの空き時間を利用して近所にある紅葉の名所を訪れてみました。隣町にある箕輪ダム。この場所我が実家にとっては紅葉以外のレクリエーションの場としてお馴染みなのですが、真っ赤に染まったモミジを見るために訪れたのはこれが初めて。

ここ箕輪ダムはいつの間にか別名もみじ湖とも呼ばれるようになったようで、今では紅葉狩りスポットとして2年連続全国一の人気になったらしいです。この場所を昔から知る私からすると「そんな大層な場所だったっけ？」という感じですが、この日訪れてみてその人気のほどを知りました。紅葉が一番綺麗とされる山奥の人気ポイントの手前6kmから渋滞が続いておりました．．．。この場所がそんな状況になったのを過去見たことがありませんでした。

もともとが観光地ではありませんから大きな駐車場など無いことを知っていますし、脇道が殆どありませんから渋滞にハマってしまうと抜けることが出来なくなります。それは往路だけでなく復路も同様。

この日の長蛇の列から想像すると明らかに我々の持ち時間2時間では帰れそうもありませんでしたから、そこはきっぱり諦めて手前にある広場を彩る紅葉を堪能することに。この辺りから箕輪ダムの紅葉がはじまる感じですから言ってみれば人気ポイントの入口みたいな場所。いやここだって十分綺麗なんですよ、そりゃ一番奥の人気ポイントと比べたら紅葉の規模は小さめですけど。

長野は正に今が見頃の紅葉。日向は真っ赤に染まり日陰は緑から黄色に変わったところ。だから目に飛び込んでくるのは黄色から赤への様々なグラデーション。大自然の落葉松林のような黄色や茶色の中にモミジの赤はやはり圧倒的な存在感ですね。そして落葉となった姿もまた美しい！

天気が良かったため差し込む光が最高の味方となってくれました。

車と紅葉を上手く1枚にまとめるならもっと良いポイントがあると思いましたが、いささか時間がありませんでしたからね、雰囲気のある記念写真的な写し方で今年の紅葉狩りの思い出といったところでしょうか。

次訪れる時こそこの場所の奥に位置する人気ポイントへ！そこまで行ければモミジのトンネルと呼ばれる絶景が待っていますからね。しかし数年前まで単なるローカルの隠れ家的ポイントだったのにここに来て急に有名になってしまいましたからもう週末に訪れるのは現実的ではないかもしれませんね。