もう少し現実的な大きさなら良いが...

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やはり形にする人が出てきましたか...という感じのアイテムが Kickstarterに登場 したようです。

従来のクラシカルなフィルムカメラをデジタル化する為のデジタルバックですね。これまでフィルムカメラ用デジタルバックとしては中判サイズに対応したPHASE ONEあたりが有名どころでしたが、あちらは100万円前後の思い切りが必要でした。しかしこちらは35mmフィルムサイズでKickstarterでのキットの出資価格は€175からのようです。

構造的には独自のアダプター形状で多くのカメラに対応出来るそうで、フイルム部のスクリーンに映し出される光をバックパック後部にある小型センサーで撮影するようです。つまりこの製品は35mmフルフレームセンサーを搭載しているわけではなく、あくまで35mmフィルムサイズのスクリーンを小型カメラで再撮するイメージ。だから背面パネルにはやたら目立つ出っ張りがあるわけですね。

また、筐体右下には液晶モニターも搭載されており撮影後のプレビューが出来るようです。更に動画撮影にも対応し、Wi-Fi接続によってスマートフォンでライブビューも出来るのだとか。まあこうしたクラシカルなカメラを使って動画を撮るかは別にして、現代的な機能を頑張って載せているのは伝わってきます。

ただそれゆえ消費電力も増えるようでそれなりに大きなバッテリーも搭載しているためとにかく全体的に大きい! 背面の出っ張りがほぼゼロで、高さが今の半分くらいに収まれば、嘗てのモータードライブやワインダーのつもりで使えそうですけどね。

発想は面白いですが実用性はどうか...というのが気になるところ。

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