今だから電球にソソラレル

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昔の秋葉原を見ているようなレトロな雰囲気。実際は丸の内のオシャレなお店なんですけどね。

近年は家庭の照明もLEDが主流になり形や色温度もそれなりに種類は増えてきたものの、存在に価値を見出すところまでは来ていない気がします。まあ照明器具が ”生活を明るく照らすもの” という実用性だけで語られるなら、存在など感じさせないくらいのほうが出来が良いと言えるのかもしれませんが。でもこうして写真にしてみても白熱電球というのはどこか癒し効果を感じますよね。まるで真空管のような暖かみがあります。

昔はスーパーのお総菜コーナーでも商品を暖める目的で巨大な電球が使われていましたよね。勿論電球色を利用して商品を美味しそうに明るく照す目的が第一だったとは思うのですが、明らかに電球が発する温度を利用してコーナー全体を暖めていた...。どんなに冷房が効いて寒いスーパーでもコロッケやフライの売り場は煌々と電球が光っていてぽかぽか。最近はめっきり見かけなくなりました。

こんなオシャレな電球なら形やサイズの違うものを2,3種類買ってきて自宅で使ったらオシャレだな!と思いましたが、我が家にはこれを上手く活用できるような照明器具が無く...。裸電球のまま天井から吊るしても良いですが、普通のマンションではセンスが問われますよね。実はこの電球売り場の直ぐ近くにガラスで出来た巨大なフロアーライトが売っていて、電球の存在を活かすのにぴったりのハイセンスなデザインに「おっ!」と声を出してしまったのですが、値段を見て逆に声が止ってしまい...見なかった事にしました。

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