Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

畑の改良工事を行なった話

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All Photo by inos

今年も家庭菜園エリアの工事を行いました。手をつける前は半日もあれば終わると思っていたところ蓋を開けてみたら結局まる2日もかかる事に。

上の写真は工事中で気持ちが折れそうになり現実逃避している時間...。

今回の工事は自宅庭に昨年開拓した畑エリアの周囲にプラスチック製のあぜガードなるシートを埋め込む作業。畑と周囲の土や砂を完全に分ける目的のほか、大雨の際、庭に降った雨水が柔らかな土の畑エリアに流れ込むのを防ぐ狙いもあります。

また、この作業を実行するにあたり、これまで畑の四隅の目印として使っていた木製の境界杭をグラスファイバー製のものに打ち替えます。木製のものは数年もすれば腐ってくるでしょうしシロアリの棲家になっても困りますからね。グラスファイバーに打ち替える事で耐久性と防虫の両立を図ります。

畑の周囲をあぜガードで覆う方法は簡単、今回準備したあぜガードの幅は30cm、地上に5cmほど顔を出す感じで埋めるには深さ25cmが土の中に埋まる計算ですからその分だけ土を掘れば良いだけです。

作業開始直後はその程度の段取りと考えせっせとスコップで周囲を掘り起こしていきました。

あぜガードを埋め込む前にやるべき工程として畑の四隅に境界杭の打ち込みがあります。予想はしていましたこれが結構大変な作業でして、写真で見れば分かる通り杭のサイズに対して準備したハンマーが小さすぎるのです。

このハンマーはダイソーで200円で購入したもの。ホームセンターに行けばもっと大きなハンマーは売られていますし、それ以前にこのサイズの杭を打つなら普通はドリルの化け物みたいなもので下穴を開けておくのが常識でしょう。

しかしたった4本の杭を打ち込むために2度と使わないようなドリルを購入してもその後持て余しますし、ハンマーとて使用頻度は極めて低いでしょう。そういった理由で今回は使い捨てくらいの気持ちで準備したのがこの頼りないハンマーというわけ。

しかし現実はこのハンマーでは粘土質かつ石のように硬い赤土に下穴なしで打ち込めるはずもなく、作業的には杭を打つ前にツルハシで十分に土を崩してから最後の一撃だけをこのハンマーで叩いた感じ。4本の杭を打つだけで1時間以上かかったような...。

杭と杭の距離はレーザー距離計を使って正確に計測しています。メジャーでも勿論出来る作業だとは思いますが、畑の土を崩したり杭の打ち直しをしたりと同じ作業が何度も繰り返されますから、その都度メジャーで計測していたら日が暮れてしまいます。実際レーザーで計測していても日が暮れたのですが、それでも計測自体は一瞬で終わりますから、最終的に杭の正確な位置が割り出せたら水糸を張り四角形の畑のラインを決めました。

昨年ここを開拓した時点でそれなりに正確に畑エリアのラインを出していたつもりでしたが、それはあくまで作物を育てる前提で影響がないくらいの正確さ、今回はそのラインに沿ってプラスチック製のあぜガードを埋めますから、ラインだけでなく深さに関しても四角い畑の4辺が一定の深さを保つよう水糸のライン下を正確にスコップで削って行きました。このために先日角スコップを購入しておいたというわけです。

いざ綺麗な面が出せた段階で、寸法通りカットしたあぜガードをあてがってみます。この段階で壁面が凸凹していたり掘りの深さが一部足りず上げ底になっていたりするとプラスチックのあぜガードの収まりが悪く綺麗なラインが出ません。

当てがってみては確認し、スコップで掘って修正、また当てがってみては確認の繰り返しで、根気が必要なうえに掘った土は畑の真ん中で高い山になっていきますからスコップで持ち上げるストロークが増えて行き次第に体力が奪われていきます。

そして難しいのは直前に打ち込んだ4隅の杭の外側に差し込むようにあぜガードを設置しますから、実は杭の外側までを掘っておかなければならないのです。そのため杭の外側を修正していると杭の位置や角度が僅かにずれ、対面の杭との距離が変わってしまい微調整が強いられる...だからレーザ距離計で都度その値を確認しながら...というわけです。

最終的に仕上がった図。こうしてみるとこれまでの畑エリアと大差ないように見えますが、外周に深さ25cmの一定の深さでアゼガードが埋め込まれており、周囲の白い砂と畑エリアの黒い土は完全にアイソレートされた仕上がりになっています。そして4隅には耐久性に優れたグラスファイバー製の杭が深さ45cmまで打ち込んであります。

これにて今後大雨が降っても雨水が畑エリアに流れ込む量は最小限になるでしょうし、それゆえ庭に撒いた除草剤が流れ込む心配もほぼなくなるでしょう。土も白と黒で綺麗に分けられますし一石二鳥。

本当はここまでを昨年の畑エリア開拓時に行いたかったのですが春夏野菜準備のタイムリミットで昨年は未完成のまま野菜作りがスタートしておりました。1年間保留となっていた作業が今年ようやく実行できたというわけです。

作業前は半日ほどで終わると思っていた作業、実際は2日を要し、終わった頃にはもう足腰が立たないほどに消耗して、久しぶりに自分の体力の限界を感じました。

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