Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

我が家の菜園に最初の定植はジャガイモ

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All Photo by inos

この週末は各地で気温がぐーんと上がり東京では夏日を記録したんだとか。山梨の我が家でも昼間は20℃以上になりましたから3月も下旬とあってあちこちで畑仕事に出ている人を多く見かけました。

もちろん我が家も、これまでの ”畑エリアづくり” からいよいよ ”野菜づくり” へと切り替えの時期です。といっても畑エリアの土づくりはここまで3ヶ月ほどかけて軽トラ2杯分の石と固まった土を取り除き、微生物資材、堆肥、落ち葉、籾殻、米糠で柔らかくした程度。まだまだ小さな石は入っていますし、手ではつぶせないような硬い土の塊も砕けきれていないので2025年の野菜作りは ”この土でも野菜が作れるのか検証がてらやってみる” といったところ。

東京の体験農園で2年間学んだ野菜作りのいろはを参考に、我が家の家庭菜園も半年分の作付計画を入念に作成しこの日を迎えています。東京と山梨の大きな違いは気候の移り変わりと昼夜の寒暖差。だから各作物の種まきや定植は東京より2週間遅れくらいで考えています。

昼夜の寒暖差に関しては作物にとってプラスなこともあるはずで、全国の美味しい野菜の多くは寒暖差を利用して味を濃くしたり甘みを増したりしていると聞きますからね、上手くいくといいのだけれど。

幅2メートル、長さ5メートルで合計10㎡という小さな菜園には4つの畝を作るつもりでおり、それぞれ南からA、B、C、Dブロックと呼びながらこれまで土づくりをしてきましたが、最後のDブロックが完成してまだ1ヶ月ほど。2週間おきの天地返しの効果はもちろんAブロックの方が強く現れておりDブロックは明らかにまだ未熟な土と、スコップを入れるだけで分かります。

本当は全ての作業をあと1ヶ月前倒しでやっておけばよかったのですがこれでも全力投球の結果でして。仕上げは電動耕運機に頑張ってもらって半ば強制的に柔らかくします。

これも東京の農園で教わった初期段階の準備。エリア内を計画通りの寸法で区分けし、正確なサイズの畝が作れるようメジャーで計測後、割り箸で目印を付けます。ちなみにここで使用する割り箸は100均のもので十分ですが出来れば竹のものを使用すると丈夫で折れません。

我が家の菜園は70cm幅の畝を4本と60cm幅の通路、そして外周を20cmで計算しこの2m×5mというサイズが決定しています。本当はあと2本くらい多く畝を作りたいのですが、体力の限界で畑エリアをこれ以上広く作れなかったという裏話もあり。

3月23日、24日に予定していた作業は以下。

1.ジャガイモの定植
2.サトイモの準備
3.エダマメの準備(29日、30日分の前倒し作業)
4.トウモロコシの一部準備(29日、30日分の前倒し作業)

肝腎要はジャガイモの定植ですが、実はこれ定植の3週間前くらいには種芋の芽出し作業というのがあり、この時期まで発芽しないよう5℃以下の冷蔵庫で保管していた種芋を俄かに日向に出し、温度を上げることで目覚めさせちょうど定植の頃に発芽しているよう準備する行為。

これが我が家では準備期間が2週間しか取れず完全に発芽していない状態で植え付けることとなりました。芽出し作業の頃にちょうど身内のお葬式があったりしてバタバタしていましたから仕方ないですね。芽が出ていない種芋でも埋めておけばいずれ発芽するらしいですが少々時間がかかると言われています。東京では定植後20日後には地表に顔を出した記録が残っているので、今回の我が家の場合30日後の4月25日前後に注目です。

ジャガイモは深さ15cmくらいの溝を掘ってそこへ2つの種芋を入れました。間にはバーク堆肥とジャガイモ用肥料の置肥。これも体験農園で習った方法を忠実に守りながら...。

溝の深さは15cmという値よりも、種芋の上に5cm程度の土を被せられることが重要かと思います。東京の農園では私が間違えてもっと深く植えてしまいましたが時間をかけて芽は出てきましたから心配はないのかなと。それよりもジャガイモは芽が地上に出てから霜に当たると途端にやられてしまうので、地中で芽を伸ばす時間を稼ぐならむしろ少し深く植えた方が良いのかな?とも考えたり。

結局7cmくらいの土を掛けておきました。もちろんその後は足で踏んで転圧。土中の保水が狙いですね。

東京の農園ではやらなかったことですが、我が家のジャガイモ定植エリアは不織布を掛けることにしました。先ほども書きましたが急な霜などの寒さからジャガイモを守る目的と、この近辺はカラス、サル、シカが出ると言われているので作物を獣から守る意味でも。

ジャガイモが地表に芽を出すくらいのタイミングで不織布は外してしまおうかと考えていますがそれも1ヶ月先ですね。

ジャガイモの定植に使用した肥料がこちら。化成肥料はこの他に8−8−8というオーソドックスなものも購入してありますが、ジャガイモの場合元肥としてそれらを与えてしまうと窒素分が多すぎて地上の葉っぱばかりが元気良くなってしまい肝心な芋の方の成長が悪くなると言われていますからあえて専用肥料を購入しました。

確かに専用肥料は7−10−8−3ですから窒素控えめですね。元肥と追肥は同じ肥料を使う予定ですが、成長を見ながら調整する予定。

上にも書いた通りジャガイモは窒素少なめでスタートが良いとされているため、元肥として使用する堆肥もバーク堆肥を選択しています。バーク堆肥と牛糞堆肥を比較した場合、牛糞の方が各栄養素が高いとされていますから僅かな差かもしれませんがバークを。

また、写真には間違えて写してしまいましたが苦土石灰も勿論準備してあります。そうか病対策としてpH6以下が望ましいとされるジャガイモに入れてしまうと簡単に7を超えてしまいそうですから、我が家の畑ではサトイモとトウモロコシの畝に使用します。

また、トウモロコシ用の元肥として化成肥料はトウモロコシ専用を購入しようか迷いましたが、トウモロコシ専用肥料はリン酸が高めに設定されているものが多く、土壌の栄養成分をちゃんと計測していないのでイタズラにリン酸の高い肥料を入れるのは危険かと考え今回は8−8−8を投入。窒素、リン酸、カリウムが平均的に入っている肥料を用いることで成長を観察し、偏りがあるようであれば追肥で対応するつもりです。

リン酸って肥料成分の中でも土の中に残りやすいと言われており、気づいたらリン酸の成分だけがやたら高い土になってしまう可能性があると聞いていますから慎重に進めます。

この週末で小さいながらも一気に畑らしくなった我が家の菜園。まだまだ改良ポイントはあるもののひとまずジャガイモの定植は完了しましたし、エダマメとサトイモの準備も完了。次の週末にはトウモロコシの準備を終わらせ4月にはそれぞれの種まきとなります。

畑の見た目、例えば枠組みや周囲の白い砂の汚れ対策などはこれから時間を掛けて進めるとして、なんとかギリギリスタートできたことにホッとしています。

こちらが2025年春夏野菜の作付けエリア計画。東京の体験農園で教わった野菜をまずは自分達だけで育ててみようというのが今年のテーマ。それさえも土地や気候が違えば上手くいかないことも出てきそうな気がしますが、少なくとも2年間の経験で段取りや注意ポイントはある程度記憶されていますからまずはお手本に忠実に育ててみようと思います。

ちなみに今年我が家で育てようとしているそれぞれの品種は以下の通り。

エダマメ:陽恵
ジャガイモ:インカの目覚め
シシトウ:未定
ナス:未定
トウモロコシ:プレミアム未来
ラッカセイ:おおまさり
サトイモ:土垂

さあいよいよオンシーズン。これからが本番です。

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