Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

見事なマッチング

By
All Photo by inos

先週装着したMINIマルヤマ製13インチホイール。ようやく写真に収める事が出来ました。こういう写真を撮る時は一般的に標準から中望遠レンズで遠くから狙うのがセオリーですが、SIGMA DP1は28mm単焦点ですので必然的に広角です...。

正直私も装着の図をまじまじと見るのは今日が初めてだったのですが塗装のクオリティが非常に高いです。一言で言ったら、本物の車に模型用のホイールを取り付けた感じ。つまりホイール塗装だけ妙に芸が細かいと言う事です。今回の塗装で私なりに冒険したのは仕上げのクリアーに半艶をチョイスした事。普通で考えれば艶有りを選ぶのでしょうが、カラーホイールに艶有りはちょっと目立ち過ぎると言いますか主張し過ぎてしまうところがあり、逆に艶消しにしてしまうと黒いホイールは完全なるブラックアウトで 引っ込んでしまうんですね。”さりげなく、落ち着いた感じ” を目指したら半艶仕上げという答えにたどり着いたわけです。それが結果的に大正解。ホワイトボディに想像以上のマッチングとちょっとした高級感が出ました。やっぱりオシャレは足元からですね。

このホイールはパナスポーツ製のモデルをMINIマルヤマが13インチ仕様のMINI用にオフセットを変更して販売しているもの。ですからオーバーフェンダーを纏ったMINIであればジャストフィット、車検対応!と言われています。が、現実はフロントが...。やはりノーマルホイール&タイヤは常備しておく必要があります。

ノーマル13インチホイールが6Jなのに対し、このホイールは7J。そこに5.5Jが適合サイズとされるブリジストンPlayz 175/50/13タイヤを履くのですから当然タイヤは可愛そうなくらい引っ張られます。でもDUNLOP SP2000は同じ175/50/13でもここまで引っ張られはしませんでした。調べてみるとタイヤ幅がPlayzは180ですがSP2000は192でした。175規格のタイヤ幅が192ってどういう事でしょう?私はドーナツのように引っ張られたメタボぎみなタイヤが可愛くて好きですが。

さて、そもそも私がこのホイールを取り付けた理由ですが、それはやはりフェンダーとほぼツライチに出来る事。ノーマルホイールにスペーサーを組み合わせれば勿論ツライチも可能ですが、ただでさえ重いノーマルホイールに更に重量増となるスペーサーを組み合わせるのは性能的にいかがなものかという躊躇がありました。その点MINIマルヤマ製であればホイール自体の重さがノーマルより2kg程軽くオフセットも専用設計ですから性能と見た目の両立が計れたわけです。

で、見た目は抜群となったこのホイールの走行性能はどうかというと...。

MINIのバネ下重量はバネ上の5倍程度の違いとなると言われていますが、実際のところそれほどの差は感じられません。走り出しが軽やかとか、ハンドルが軽くなるとか言われていますが、単純にホイールが軽くなったというメリットの一方で、ホイール&タイヤという重量物が数センチ外側に移動した事によるトレッドの拡大が、サスペンションの暴れに対し結果的に重さを帳消しにしているような気がします。ちょっと派手な運転をすれば安定性とかコーナーでの踏ん張り等に違いが感じられるかも知れませんが、街乗りでは空気圧の違いのほうが変化として分かりやすいかもしれません。

何はともあれ見た目がGood!それで良しです。そう、ブロスガレージ製ネガティブキャンバーブラケットも装着し、リアキャンバーはほぼ0°ですから、リアビューもどっしり感が増しました。これまた走行時の変化は感じられず。それくらいの運転のほうが安全で良いです。

ノーマルホイールもリムを擦るような事はありませんでしたが、これだけ奇麗なホイールだと何だか運転が緊張します。塗装でお世話になりましたプロフィットさん、装着、調整でお世話になりましたiR MAKERSさん、この度はご面倒な作業誠にありがとうございました。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)