Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

少しでも見える部分は奇麗にしたい

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All Photo by inos

昔から何度か取り上げている話題ではありますが、車のブレーキに関するお話。

MINIのような小さく軽い車はフロントがディスクブレーキ、リアはドラムブレーキ。”近頃の大きい車” の多くはフロント/リア共にディスクブレーキが採用されていますね。しかしドラムに比べディスクは放熱の面では有利なものの、メーカーや車種によって差はあれど、大抵のローターは錆び錆びになります。パッドが接する面はピカピカですがそれ以外の箇所は真っ赤です。ディスクブレーキの多くは鉄を含んでいますし、雨などにより水が直接掛かる部分であり、尚且つ超高温になりますから当然の結果です。

モーターショーで見るコンセプトカーの展示などでは、カーボンやアルミ製のディスクブレーキが装着されていますが、正直実用となって街を走っている姿は見た事がないですね。勿論、高級スポーツカーやレース車両であればカーボンブレーキは採用されていますが、さすがに一般車両向けのコストではありません。

アルミなら一般庶民でも手が出そうな素材ではありますが、量産車両に採用されない理由は素材が柔らか過ぎて消耗が激しいからでしょうね。摩耗の件を除けばバネ下荷重の軽減にもなるのですから、一石二鳥なはずなのですが。

世界一アフターパーツの多いと言われるMINIでさえ、アルミ製ディスクは見た事がありません。錆びないブレーキ、あまり注目されないのでしょうか。

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