Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

車のMIRAI

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All Photo by inos

先日HONDA eに試乗して電気自動車から未来の車社会をぼんやり想像していたところですが、今度はTOYOTAから水素で走る燃料電池自動車ですか。その名もMIRAI。

こういう車はモーターショーのコンセプトカーでしかないと思っていましたけどね、実際発売されたようです。約800万円だそう。

聞けばガソリンエンジンを搭載する一般車は2030年を目処に新車販売収束の方向らしいですね。すでに所有している車がいきなり公道を走れなくなるわけではないのでしょうが、新車販売が規制されるということは必然的に税金の引き上げ等が行われ所有しにくい状況に追い込まれることは目に見えるわけで。

それは半分エンジンの力を借りているハイブリッドカーにも同様の事が言えるようで、確かハイブリッドカーは2035年でしたっけ?同様に販売が規制されるようです。となれば自動車メーカー各社は電気自動車の開発に力を入れるのは当然で各社から続々と発表がされているというわけですね。

しかし電気自動車の場合、最大の欠点は充電に要する時間。HONDA eの場合各所に設置された急速充電器を使えば30分で80%の充電が可能と言われていますが、自宅にて200V電源からの充電の場合7,8時間は必要とのこと。咄嗟の遠出は難しいですね。

そこでTOYOTAは水素を燃料とするこのMIRAIというわけです。水素なら充填時間は3分ほどでOKらしいですからガソリンの給油とほとんど変わりません。それでいて航続距離800kmと聞けば随分実用的です。もちろんその他にもメリットデメリットいろいろあるのでしょうが、この車は初代プリウス同様、車社会の道標みたいな存在ですからこれから10年の間にもっと我々の身近な存在になるのでしょうね。

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