仙台に住んでいる仕事仲間と「この前の地震は大変でさ〜、まだガスが来ないから整理券を持って銭湯に列ぶんだよ〜」なんて話をしながら遅い食事をしていた時の事。

青森を訪れていた今日、あの時のように携帯電話には緊急地震警報が着信し、間もなくしてぐらぐらっと揺れ始めました。店内の明かりが消え、七輪の炭火だけが不気味に浮かび上がった頃、店員により屋外へ出されました。

真っ暗な街には信号機の灯りも無くなり、手を上げて横断歩道を渡っているにもかかわらず車には引かれそうになりましたし、コンビニさえもモノを売ってくれません。宿泊予定のホテルの壁には亀裂が入り、窓越しには消防車と救急車が縦列駐車。サイレンの音だけがひときわ大きく聞こえた夜。前回に続き今回も出張中の出来事でちょっとした心細さがありました。

iPhoneで撮った写真にはいったい何が写っているのかさえ分かりませんが、これが私が今日見た青森市街。明日の朝には電気が来ていれば良いのだけれど。