昨日から今日の午前中まで激しく降り続いた雨。場所によってはこの2日間の雨量は例年の6月の総雨量を超えたんだとか。台風と梅雨前線による異常気象にも似たこの2日間の天候を何ともいたたまれない気持ちで眺めていたのは農作物を作るようになった今年だからこそ。農家の皆さんはいつもこんなにドキドキしながら台風を見届けているんだなと。
午後になって雨が上がりすっかり青空が顔を覗かせたところで一目散に畑に向かいました。そこにはもう無惨なまでに倒れたトウモロコシの姿。初めて植えたトウモロコシがここまで倒れるともう言葉を失いますね。確かに昨日は猛烈な強風が吹き荒れましたから当然の結果ではありますが...。
しかしそんな事で挫けていたらトウモロコシ農家さんはやっていられないはずです。倒れたなら起こせばいい!
そんなカッコいい事を言ってみても実際は毎週講習会を開いていただいている先生である園主にそう教えてもらい、言われるがまま見よう見まねで現状復帰したのでした。一旦倒れてしまったトウモロコシにダメージを与えないよう起こす作業は大変神経を使いました。
ただ起こすのではまた倒れてしまう可能性がありますから、生え際はこれでもか!というくらいに十分な盛り土をしました。本来であればどんな作物も土を固めるような事はしない方が良いのでしょうけど再び倒れてしまうよりはこちらの方がまだマシでしょう。
トウモロコシってすごく丈夫な幹ですし背も高くなるのでさぞかしがっちりと根を張っているだろうと思いきや、案外風には弱く簡単に倒れてしまうんですね。これから収穫まで次なる台風が来ない事を祈るのみです。
倒れたトウモロコシを復帰させた後はトマトやきゅうりの手入れをし、もう収穫限界を迎えているレタスと大根を1株ずつ収穫してきました。台風でダメージを受けたトウモロコシで落胆した気持ちもこうした嬉しい収穫で少し救われます。
とはいえレタスはこれで6玉目。しかもお化けみたいに大きくなっています。流石に2人で6玉のレタスを食べ続けているともううんざりだったりするんですけどね。大根もこの3週間くらいで5本目ですし。