Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

農の体験塾 草むしりと収穫ラッシュ

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All Photo by inos

6月の合同草むしりの日。ちょうど一月前くらいに農園内の草むしりをしたところでしたが人が踏み入れない場所はこの短期間で結構復活していて今日も皆で30分ほど作業をしました。農園は広いとはいえ100人規模で草をむしればあっという間に綺麗になります。その後は各々の畑で作物のお手入れ。

我が家の区画に植えたトマトがいよいよ収穫の時期を迎えました。トマトは花を付けて55日から60日程度で真っ赤になると言われており、同時に定植したきゅうりの勢いと比べると比較的ゆっくりその時を迎えるわけですが、こうして一旦収穫がスタートすると次々熟していくのではないか? と思われます。

我が家で一番最初に色づき始めたのが上の写真にあるミニトマトのアイコ。楕円形の細長いシルエットに噛みごたえのある食感が特徴でスーパーなどでもよく見る人気の品種。完熟しても真っ赤ではなくやや朱色っぽいカラーは育ててみて感じた点。

ミニトマトというには大きくなりすぎた感があるものの、ミニトマトらしく一房に12個くらい実をつけますし、元気が良いので人の背丈以上に成長し10房以上の収穫が望めます。

大玉トマトのレイカも徐々に色づき始め、今日のところは1つ収穫してみました。大玉トマトは一房あたり5,6個にとどめその先で摘果しておかないと、上の方に出来る房につく実の数が減ってしまうという難しさがあり、つまるところ作物の収穫量は数ではなく重量で計算するというのが分かりやすい考え方。

下の方の房に沢山実をつければ上の方の房につく実の数が減り、下の方を減らしておけば上の方もバランスよく実をつけるというわけ。下の方の房から徐々に色づき始める事を考えれば収穫タイミングを最初に集中させるか、細く長く長期間にわたって少しずつ収穫するか、そのあたりを計算に入れて摘果するという事でしょうか。

ただし、後で沢山収穫できるように!と初めのうちに沢山摘果してしまって、台風でも来てしまうと後半の収穫の保証はありませんから判断が難しいですね。

本日の収穫物がこちら。早まきの枝豆(陽恵)はこれが最後の収穫。昨日もこの陽恵を茹でて食べたのですが、収穫から1日が経過しており随分味が落ちてしまったため、今日は畑を離れる直前に収穫し、帰宅後すぐに火を通して食べました。

農家さんの間でよく言われるように「枝豆は収穫後30分が勝負」というのは本当ですね。素人の私でも収穫直後の枝豆の美味しさを今回はっきりと感じ取る事ができました。となると、お店で売られている枝豆ってもうかなり味が落ちた状態...という事ですね。収穫直後の本物の味を楽しめるのは自分で作っている人の特権ですね。

その他、今日はトマト(ミニ11個、中玉3個、大玉1個)、シシトウ5本、ナス2本、きゅうり1本、細ネギ、先生が育てた玉ねぎ2個をお持ち帰り。数日前まで食べるのが追いつかないくらいのペースで収穫できていたきゅうりがここに来て急降下。親ヅルからの収穫は一段落し、しばらくしたら今度は小ヅル・孫ヅルが成長し再び収穫が再開する模様。

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