Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

想像をはるかに上回る出来でした

By
All Photo by inos

  

SONY RX1を持って少し歩いてきました。冷たい風が吹き荒れていましたからこの後体調が悪化しそうな予感がしますが、それを忘れるくらいRX1の出来の良さに驚かされました。

私の場合、2008年からSIGMA DPシリーズを使ってきましたから、その弱点である、高感度、マクロ、逆光についてカバー出来る機種として申し分の無いモデルですね。むしろその方向を積極的に使いたくなるような仕上がり。どんな被写体にも躊躇無くレンズを向けられる安心感があります。ベイヤー配列のセンサーですからSIGMAのFoveonと比べるとシャープネスの面で一歩劣る気はしますが、それでもローパスフィルターが入っていてこの結果ですからね。

発売したばかりのカメラなのでまだAdobe Camera RAWが非対応で、しばらくはJPEGのみでの撮影、普段RAWばかり使っているとJPEGで撮る事への心細さがありましたが、仕上がりを見てぐうの音も出ないという感じ。SONYさんにしては珍しく、操作性に関してもよく考えられていて、撮影中にメニューに潜り込む事はありませんでした。

もう一眼レフカメラは要らない...逆にこれより良く写る一眼レフカメラがあるのなら見せて欲しいくらい。

コメント

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. ああ、こちらにコメント出来るんだったんですね。つい先日まで気が付きませんでした。

    逆光はやはりDP1だと弱かったんですか。夕日を撮っても撮ってもなんだか凄い事になっていてどうしてかと思っていました。
    そう言えばinoさんの昔の記事にもそんな事が書いてあった気がします。

    新しいカメラは好調なようですね。しかしとことんコンパクトカメラに拘る姿勢が変わらないのが凄いです(笑)。

  2. こちらへの書き込みありがとうございます。

    DP1で直接太陽をフレーミングするのはほぼ無理ですね(笑) 通称サッポロポテトと呼ばれる格子状のフレアーが激しく出ると思います。センサー上に並べられたマイクロレンズの内部反射が原因のようです。絞り込むほど激しく出るので絞り開放にすれば多少緩和しますが、それでも完全には消えませんので、太陽をフレームから外すか、何かの影に太陽が隠れるようなフレーミングで工夫するしかないです。DPシリーズもモデルチェンジの度に少しずつ改良されましたが、Foveonセンサーの弱点である事は間違いないです。。

    私はやっぱり小さいカメラが好きですね。NIKONやLeicaのレンズを数本持っているので、そのうちマウントアダプターで色々遊んでみたい気はするのですが、結局常用するレンズって1本か2本くらいなので、どうしてもレンズ交換式でなければいけない理由はないのです。それより小さくて軽いほうがありがたいですね。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)