Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

まずは膝下くらいのプールから

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All Photo by inos

diary4577

その昔、東京ディズニーランドが出来た時、「あそこには英語の看板しか無いから、アトラクションに乗るにも、食事をするにも英語が話せないとダメなのよ」と両親に言われて、結局家族でディズニーランドに行った事はありません。

今思えば、日本人をターゲットにした施設に日本語の案内が無いはずがありませんし、仮に英語の看板しか無かったとしても、そこにいるほとんどの観光客は日本人ですから困る事は無いと冷静に考えられるのですが、子供の頃は結構真に受けていましたね。多分両親は今でも英語が話せないと行けない場所だと信じていると思います。

最近になって周りを見渡せば英語が話せない人のほうが少なくて、大手企業なども英語が話せないと入社は愚か、昇進も望めないというのが現実のようです。私の身近なところでも社内会議が英語で行われたりしますから、正直、漢字何ぞ書けなくても英語が話せたほうが社会的に使い道があると判断される時代です。そのうち京都観光に行ったら舞子さんが「Welcome to Kyoto! 」なんて迎えてくれるのでしょうか...。やっぱり「おいでやす」のほうが私は好きですけれど。

まあ私のように英語どころか日本語さえたどたどしい人からすれば、いざとなれば身振り手振りの度胸だけで世の中を渡り歩くしかないわけで、意外とそれだけで海外旅行も楽しめたりしますからね。一言もしゃべれないのに深夜に一人でタクシーに乗って知らない街の観光に行ったり、セスナに乗って外人さんとグランドキャニオンとか行ってましたからね。中国で公安の人達に囲まれた時はさっき降りたタクシーの運転手さんが助けに来てくれましたよ。例えるなら私がやっている事は多分、水の中に入った事も無いのにいきなり海に飛び込んでみた...てなところでしょうか。これまでは運が良かっただけですね。見様見まねでそのまま泳げる人もいれば、溺れてしまう人もいると思いますから日頃の訓練は必要不可欠である事は言うまでもありません。

先日銀座で撮った写真を見ていたら、意識したわけでは無いのにフレームの中に日本語が一文字もありませんでした。やっぱり今後少しは勉強しないとダメでしょうね...。

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