Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

その漢字は少し止まると書く

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All Photo by inos

diary4578

昔は職場のあった代々木から西武新宿までの約2kmをNikon New FM2をぶら下げて毎日歩きました。毎日というのも一週間や一ヶ月ではなくて確か2年くらい続けました。

最初の何日かは目に付いた珍しいモノにカメラを向けたりも出来るのですが、さすがに毎日同じような道を歩いていると、昨日の景色とそう変わりませんから撮るものが無くなってきます。でもそこで写真の面白さと言いますか、奥深さを知ることになるのです。

”荷物が一つ増えた” のではなくて ”街を眺める目を一つ手に入れた” という感覚。

カメラを持っていなければ気付く事すら無く通り過ぎてしまうようなところで足を止める、仮にそこでシャッターを切らなかったとしても何気ない景色や出来事を前に自分の意識が同調出来た事に意味を感じるのです。

写真とはその時自分が気付けたものを誰かに見せてあげたいという気持ちで残すもの...。私にとっては今もそういうものです。だから多くの人がカメラを持ち歩くようになった今は本当に良い時代になったと常々感じます。

diary4579

コメント

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  1. inoさんこんにちは。先日はHDRのコメントでもお世話になりました。まだ試していませんが是非今度時間が出来たら挑戦してみます(ただphotoshopはcameraRAW以外使った事無いんですよ・・・)。

    >仮にそこでシャッターを切らなかったとしても何気ない景色や出来事を前に自分の意識が同調出来た事に意味を感じるのです
    そうなんです!DP1でその辺を撮るようになってからこれは凄く意識するようになりました。ちょっとした風景でも違う視点で見れるようになりましたかね。シャッター押すのが本当に楽しいです。

    ちなみに「さすがに毎日同じような道を歩いていると、昨日の景色とそう変わりませんから撮るものが無くなってきます」もまさにその通りで(笑)、私もそこから少しでも奥深さが見れると良いのですが・・・。

    タイトルは最初何のことか解りませんでしたよw写真綺麗ですね~

  2. pro-fitさんこんばんは。いつも書き込みありがとうございます。

    私の場合はPhotoshopはほぼ毎日使いますがIllustratorはたまにしか使いませんw。操作や考え方は共通するのでどちらも手探りで触れますよね。今は便利な時代でWEBを見れば使い方紹介サイトは山ほどありますし、もっと便利なYoutubeで動画マニュアルが公開されていたりしますから参考になります。必要なのは時間だけですね。それが一番貴重だったりすると思いますけれど。

    カメラを持ち歩いていると、実は撮る事よりもいろんなところを歩いて(走って)みる事のほうが重要なんだなって思うようになりましたね。撮るよりも見るって事なんだと思います。手ぶらで歩くよりはるかにいろんなものが見えてきますしね。車を買ったら行動半径が広がった...みたいなものですね。

    最近の私は「待つ」とか「予測する」という点を勉強中です。今日掲載した渋谷の写真はちょっとだけ「予測」して「待った」つもり...です。

    タイトル、わかって頂けたなら良かったですw

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