世の中は何時の間にやらファイルベースでの管理が当たり前になっていて、音楽や写真やビデオコンテンツの多くもその方向へ急速にシフトしています。
ファイルの良いところは、専用の機材を持っていなくてもパソコン1台で閲覧、管理、検索が出来、誰にでも扱える事、遠隔地からでもファイルがGET出来る事、複数端末で共有出来る事などが上げられると思いますが、遠隔地からのファイルGETと複数端末での共有を考えると、コンテンツの容量次第では現実的に運用は厳しい状況も有ります。
身近なところではデジカメで撮影した写真ファイルのオンラインストレージ管理ですが、今では各社のサービスでオンライン上のサーバーが無料で使用出来、そこにファイルを置いておくことで出先からアクセスが出来、場合によっては加工や編集も可能です。日本ではPicasa、Flickr、Facebook辺りが有名だと思いますが、私はそこにAdobe Photohsop Expressを利用しています。どうやら未だに日本語対応していないようですので、使用するにはアメリカのAdobe ID取得が必要になります。
私の場合、パソコンの中にはMacであれWindowsであれPhotoshopがインストールされていますから、オンラインアプリのPhotoshopを利用することは無いのですが、iPhoneの専用アプリからもこのストレージにダイレクトにアクセス出来ることから、その利便性を活かして何かうまい利用法がないかと模索中です。
ちょっと最近頭を悩ませているのが、DP1で撮影したRawデータの扱いで、こうしたオンラインストレージの殆どは主にJPEGファイルなどの画像化されたファイルのみへの対応で、そこにRAWファイルの現像エンジン機能はありませんし、第一、1枚10MB以上のファイルをわんさかアップロードするには世の中のインフラが整っていません。
例えば複数のパソコンを利用する場合に、あっちのパソコンからこっちのパソコンへとUSBメモリーでデータを移動するのもどうしたものか?と考えています。