大人になってから「やっておけばよかった」と思う事の一つにピアノがあります。英語なんかもそうですね。これらは家庭環境もありますが始めようと思えば今からだって遅くはないのでしょうが、現実問題として今日明日で何とかなるものではないからして助走が短かったせいにしたがるのです。

小学生の頃、クラスに1人や2人はピアノを習っている子がいて音楽会や演劇の発表会には伴奏役に抜擢されたわけですが、そういう役は大抵女の子、稀に男の子がピアノを習っているケースがあっても、その場合はどちらかというと一風変わった目で見られる事が多かったように思います。私が子供の頃にはカラオケに行くなんて文化もありませんでしたし。あれは親戚のおじさんが酒で飲んだくれて周りの迷惑省みず深夜に演歌を歌うものだと思っていました。

今の子供はどうなんでしょうね、ピアノを習っている程度では大したステイタスにはならなくて、もっとびっくりするような楽器をやっている子もいそうですね。三味線とか習っていたらカッコイイかも。

でも実際は近所の小学生が楽器を持っている姿を殆ど見た事がありません。変わった楽器どころかピアニカやリコーダーさえ見かけないような．．．。子供の音楽離れでしょうか。