Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

MINIがブランドで語られるなら

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All Photo by inos

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愛車MINIもいよいよ3度目の車検を迎えました。これまで新車を購入すると1度目の車検で次なる車に乗り換えてきた私としては記録的なロングライフですね。車の運転を趣味の延長と考えるとこれ以上の車はなかなか無いんですよ! フルマニュアルのカメラで写真を撮るのに似ていて、クオリティの高い写真を生み出す事が目的ではなく、自分の力と知識で撮る行為そのものを楽しむ、その上で結果が伴えば最高! みたいな。

しばらくの間、愛車の面倒を見てくれるのはお馴染 ”信頼と実績のiR MAKERSさん”。

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これまでも何度かiR MAKERSさんの写真を掲載させて頂きましたが、今回の写真はいつもと少し違う事にお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんね。そう、iR MAKERSさんこの度工場移転されました。場所は大田区大森ですから我が家からだと数キロ遠くなってしまいましたが、工場そのものが2倍くらい大きくなりました。

確かに以前の工場だと繁忙期には敷地内での車の入れ替えが大変そうでしたから今度は広々で良いですね。でもこれってよく考えると凄い事で、Classic MINIのオーナー数は少しずつとは言え年々減少していくはずなのに、工場が2倍になるって...。それだけ多くのMINIがここに集まってくるという事なのでしょう。

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MINIに限った事ではありませんが、オールドカー専門店とか車種限定ショップというのはどこかマニアックな空気が漂っていて、とかくビギナーさんは足を踏み入れ難いものです。まして女性オーナーさんなら尚更。そういった固定観念を払拭する狙いがあってかiR MAKERSさんは以前の工場の頃からこのようなオシャレで美しい内装に拘っていますね。

私なりの考えですが、この時代にClassic MINIに乗る人というのは何かしら自分なりの拘りを持っている人が多いんじゃないかと思うのです。車を操る楽しさに惚れ込む人とか、形が可愛いからとか、小さい車が欲しかったとか、古い車が好きだからとか、映画やテレビで見て憧れていたとか...。それらにプラスしてMINIという車が世界的知名度を持つ名車とくれば、足を運ぶショップや工場にも拘りたい! 持っているバッグや洋服のブランドで「あいつオシャレだな!」って思われるように、MINIに乗るなら ”iR” というブランドがこの時代には響く!

ちょっと自分の感情でオーバーな表現になりがちですが、MINIの雑誌などを読んでいてiRさんの広告ページが出てくるとやっぱりオシャレですよ。清潔感があって、良い車がストックされていて、初めての人でも足を運んでみたいと思う。それをリアルに感じられるのが工場で言うならこのスペース。実際今日私が訪れた時点でいらっしゃっていたお客さんも女性の方でしたね。

工場の正式オープンは今日という事でしたが、本来の作業で忙しい中での移転作業だったようですから、内外装共に目指す完成まではもう少し掛かりそうだとの事。2Fスペースもこれまでより広くなりましたから余裕のある空間の使い道、今後が楽しみですね。

実は前々から感じている事が一つあって、建物内にはBGMらしき音が以前の工場の頃から流れていないのです。私の記憶が正しければiRさんのショールームも無音だったような...。そこにもなにか拘りがあるのでしょうかね? 空間がオシャレなだけに音楽まで拘ってしまうとキザになりすぎるとか? 確かにここに似合う音楽のジャンルって難しいですよね。B&Oのオーディオセットはドンピシャですが。

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床までピカピカの工場内には既に多くのMINIが詰め込まれておりました。写真に撮り忘れましたが、更に右奥のほうに何台ものMINIが停まっているのです。ただ、メカニックの方が増えたわけではありませんので、車のストックが出来るようになった分、今後はこれまで以上に作業に追われる毎日なんじゃ...と要らぬ心配をしてしまいます。

仕上がりは気長に待ちますので私の愛車MINIもどうぞよろしくお願いします。こんな工場なら完成車をピックアップに行くのも楽しみです。

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