Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ただ驚くばかり

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All Photo by inos

diary6083

今日は六本木を歩いていたのですが、昨日のART FACTORY城南島の続きがあるので1日遅れでご報告。

ART FACTORY城南島では同じ建物でもフロアー別にいくつもの展示が同時開催されています。制作スタジオや加工スタジオも完備しておりアーティストの皆さんが各々の作品作りに没頭しております。こちらは今回の写真展とは直接関係ない建物1Fで開催されている三島喜美代さんの作品。もはや何処までを作品と呼べば良いのか分からないスケール。

型崩れしたレンガにシルクスクリーンで新聞を転写しているそうですが、1900年から2000年までの100年分だそうです。しかも後で知った事ですが、表には日本の新聞、レンガを裏返すと海外の新聞が印刷されているのだとか...。展示作品に触れてはいけないものと思っていたのでひっくり返すという発想はありませんでした。

それにしてもこの物量、展示会が終了したらどう後処理をするのか...そんな心配をしてしまいます。

物量といえばその隣に積み重なっている新聞も半端ではありませんでした。間違いなく私の人生で最大量の新聞の束を見ました。上の写真の左上のほうに見える ”肝試しの入り口” みたいな所(どうやらそこは出口だったようですが)を入ると、その使い道が明らかになるのです。何と新聞を積み重ねた壁が出来ており、中は迷路になっているのです。下の写真はその行き止まりを写した1枚。

新聞紙を貼ってあるのではなく積んである...。それで迷路が出来ているのですから、いったいトラック何台分の新聞紙ですか! って感じです。そして迷路の中は所々に裸電球があるだけなので足下がやっと見える程度の暗さ。それだけで怖いところに、人が殆どいないのです。この時はもう夕暮れだった事もあり私も含め3人のみ。暗闇の中でそれぞれの足音が聞こえる...みたいな。とは言え、本格的な迷路ではありませんから1分も掛からず外に出られるのですけれど。

しかし世の中には色々な事を考える人がいるものですね。ART FACTORY城南島は定期的に展示内容を入れ替えるでしょうから、時々来てみると面白いかもしれません。特にご自身で何か創作する事が好きな方は良い刺激になるのではないでしょうか?

diary6084 diary6085

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