Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

REDもDPXもXDCAMもP2も、そして沢山の可能性

By
All Photo by inos

数カ月前の当blogへのアクセスログのキーワードに ”Lightworks” の名前がエントリーされていた事がありました。恐らくこのページのワードが検索エンジンにヒットして閲覧頂けたのだと思いますが、正直私はLightworksの名前で検索を掛けている方がいらっしゃる事に驚いていました。今ではプロの映像業界の多くがノンリニア編集機でリプレースされたとは言え、その先駆けとなったLightworksをご存知の方というのはかなりノンリニア経験が豊富な方ではないかと思います。国内でのビデオ編集機としての認知度は低く、主にハリウッドでのフィルム編集用途に力を入れていたのがその主な理由かも知れません。

実は私もLigtworksに関しては以前に所属していたポストプロダクションにて、Lightworks、Lightworks Turbo、Heveyworks、Lightworks VIP、Lightworks touch、と各種使ってきましたが、その操作性に味を占めるととてもAVIDを触る気にはなれないくらい直感的操作が可能でした。

その後フリーランスとなった私は色々な形で各映像関連メーカーに技術協力させて頂くようになり、このLightworksについてもプロ用機器展での製品説明やユーザー同士の技術交換会等をさせて頂いた時期がありました。やはり他のどんなノンリニア編集機よりも使いやすいこの製品をもっと多くの方に知ってもらいたいというのが本心でした。

時は過ぎて7年後の現在、EditShareに買収されたLightworksは大きく生まれ変わってHD対応となり、オープンソースという斬新な切り口で新たな展開を予定しているそうです。画面のスクリーンショットを見る限り、嘗てのLightworksの面影を残しつつ大幅に改良された様子がよく分かります。

世の中に残していって欲しい映像機器があるとしたら個人的には間違いなくNo.1と言い切れるこのソフトが復活すると聞き私は今年一番の衝撃を受けています。このソフトを通じて知りあった人達やユーザー仲間、開発関連で繋がっている人達に一斉に招集を掛けてみようか...今は嬉しくてそんな気分です。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)