昔から付き合いが長く私をよく知る人からは、「お前はよく喋るからなぁ」なんて話をされたことがあります。自分ではおしゃべりなほうだという認識が無かったので意外というか、拒絶反応に近い記憶として刻まれています。ただ、最近になって自分の姿をビデオに撮られるような機会があったりして、それを見直してみると確かによく喋るほうだと自覚し始めているのも事実。同時にそれがもっと幅広く多岐に渡っていれば良かったのにとも．．．。

そう、私は昔から趣味や好みに関するような、言ってしまえば専門分野においてはとことん追求して時間も労力もお金も惜しみなく投資するのですが、こと無関心分野の変化に関しては全くもって興味を示さないため、仮に人と会話をするような機会があっても特定のゾーンを外れると積極的に話す事は無いわけで、自己認識としては興味がある事無い事を平らに均した時、平均すると喋らない方だ．．．と思い込んでいる部分が強いです。興味がある事なら１日でも喋っていられますけどね。

こうしてお店の写真を撮っていると時々思うのです。雑貨屋さんって面白いなと。勿論、目的意識を持ちレアアイテムを探すのなら専門店に行きますが、ふらっと立ち寄るなら断然雑貨屋さんは面白いですよね。これって人に例えてもきっと同じだよなと。

私のようにどちらかと言うと偏った人間は、雑貨屋さんにはなれませんが横浜中華街のように ”中華しか作りませんけどうちのは最高に美味しいですよ” みたいなスタンスでいくわけですが、最近はインターネットの普及で専門知識すら簡単に検索できる時代、中華屋さんもクックドゥや丸美屋の ”本格中華の素” に負けないように頑張らないといけないですね。

世の中には雑貨屋さんどころかホームセンターや東急ハンズみたいに、どんだけ品揃え豊富なんですか！と突っ込みたくなるくらい知識教養が豊富な人もいますよね。どんな生活を送っていたらああなれるのか少し肖りたいところであります。