1週間ほど前に思い立って、自宅のローボードの上に敷く板を手配しておりました。随分前から考えてはいたので瑞穂のジョイフル本田にでも行った時に使いやすそうな板を探そうと思っていたところ、先週渋谷の東急ハンズでちょうど良さそうなものを見つけたのでカットと配送をお願いしたのでした。

長さが２メートルもあるので今回は1.4メートルにカット、幅も5cmほど縮めてもらいましたが、東急ハンズは1カット50円という破格で対応してくれますからこうした大型素材の調整時には助かります。小さなものの場合には割高と感じることもあるかもしれませんけどね。

水曜日にはヤマト便にて到着しておりましたがそのまま使うかどうか悩み、結局表面保護の目的でオイル仕上げにすることに。オイルといってもお得意の木彫オイルですからウレタン系で、完全乾燥すればその上に革製品などを直置きしてもオイル移りすることもありません。

ただオイル仕上げにすると少なからず木目が強調され若干色が濃くなります。まあ普通はそれを望んで塗るわけですが、今回に限っては塗る前の少し白っぽい感じを残したかったので、重ね塗りは行わず出来る限り薄く伸ばしながらオリジナルに近い色合いに仕上げました。上の写真で2枚の板が重なっているうち、下に置かれている板が塗る前で上に重なっている板が塗った後です。塗った直後にウエスで均等に擦ってつや消しにしています。

メーカーの説明書によれば木彫オイルの乾燥時間は90分とされていますが、これまでの私の経験上完全乾燥には少なくとも3日、安全を見るなら1週間は欲しいところ。確かに90分で十分触れるレベルにはなりますが、シンナーの匂いが抜けるにはやはり数日必要ですね。今日までなるべく匂いの気にならない場所にて乾燥させておりました。

そして乾燥4日が経過しましたからとりあえず実際に使う位置に置いてみました。見慣れたローボードも新しい板を載せるだけで随分気分が変わります。昨日の日記のようなウッディーな雰囲気の写真を撮るスペースとしても利用していきます。

カットして残った端材は60cmの板。何に使おうか検討中ですがアイアン脚を取り付ければそのまま小型テーブルになりそう。