Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

私に最適なサイクルコンピューターは?

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All Photo by inos

トレンクル用のサイクルコンピューターの更新を視野に入れ、最近のGPS事情を入手すべく代々木にあるGPSストアへ足を運びました。

サイクルコンピューターなるたいそうな名前が付きつつもシンプルな言い方をすればスピードメーター。しかし単なるデジタルスピードメーターなら私が中学生の頃から存在はしていたわけで、現代のものはそれがずっと進化して正にコンピューター。

GPSを纏った事でナビゲーションツールになったり、各種センサーとワイヤレス通信を行い体調管理を含めたアクティビティモニターになったり、後方レーダーを搭載して背後から迫る車を監視したり、左右のペダルのダイナミクス計測を行いペダルの踏み込み位置を計測したり出来ます。勿論各種データはオンラインにてクラウド管理されるためいつでもパソコンやスマートフォンからアクセス可能。

まあ私のようなポタリングメインのサイクリストにはそれらの機能の殆どが無用の長物で、絶対的に必要なのはGPSによるルート案内と走行ログ取得くらい。早い話が私に必要なのは使い勝手の良い自転車ナビ。

現在愛用しているGARMIN Edge800は海外製のモデルに自らの手で強引に日本地図をインストールしており、故に日本語は使えず全ての地図はローマ字表記。それでもナビとして使うには機能的に十分で精度も良く大変重宝しているのですが、いかんせん7年前に購入したままの地図では古すぎて、目まぐるしく変化する都内の道路事情に追いつけなくなっている現状。それなら地図データのみを更新すれば良さそうなものですが、もはやそのような地図は存在すらしていないようで...。

今後の運用で考えられる手段は3つ。

1.現在のEdge800を最新版のEdge820J(日本版)に更新する。
2.今後はサイクルコンピューターを使わず腕時計タイプのGPSナビに一本化する。
3.スマートフォン(iPhone)主体の運用に一本化する。

普通に考えれば1になると思いますが、2という方法も無きにしもあらずで、最近のGPSウォッチは時計画面に地図表示が出来るのでそれ単体でもナビゲーションが可能。それでいてバッテリーライフも15時間程持続するらしいので私の運用にもハマりそう。ただし腕時計の小さな画面で本当に地図やナビが実用になるかが問題。ウォーキングならともかく自転車走行中となれば尚更。

3のiPhoneによるナビゲーションは文句無しに一番便利で、行き先検索からルート案内、リルートまでもはや自動車のカーナビを凌ぐ性能ですから最高なのですが、15時間もの連続運用を考えるとバッテリーライフは現実的ではなく、それがライフラインも兼ねた通信手段と考えれば、外部バッテリー運用を前提としても振動による故障等も懸念されるところ。

結論、やはり1の選択が妥当な気がするわけですが、GARMINに限らずGPSデバイスで使いづらいと感じる目的地検索に関しては現在もGoogle Mapとの直接連携が出来ないため(昔は出来ていた)、パソコンやスマートフォンの地図アプリ等で検索した目的地をGPSデバイスに送り込むのに一手間掛かります。

現時点で一番現実的な方法は、GARMINの場合BaseCampなる純正アプリに緯度経度情報を打ち込んでPOIとしてGPSデバイスに送り込む方法。Google MapからBaseCampへは緯度経度のコピペが最短コース。一番望まれるのはスマートフォンの地図アプリで検索した行き先をBluetoothでGPSデバイスに転送する方法なのですが、今はまだ絵に描いた餅!

まあ本日はこのような話をGPSストアのお姉さんと実機を交えて2時間以上もしておりました。GPSについて突っ込んだ話をする場合多くのショップの店員さんは ”犬がお星さま” 状態になってしまうんですが、GPSストアのお姉さんは流石に詳しくてかなりマニアックな話をしても、期待以上の答えが返ってきますから驚きます。色々な勉強をしているんでしょうね。ご本人もレジャー含めあらゆるアクティビティをされるようなので好きこそ物の・・・という感じなんでしょうかね。

私ももう少し色々調査する事にします。

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