前回仕込んだ押し花も1ヶ月が経過しましたからそろそろ出来上がるんじゃないかという時期。額装用素材も少しずつ集めていて完成へ向けて着々と近づいているところ、ひと足早い春の花 ”ミモザ” を購入してみました。

私は今年になってこの花を知ったのですが、街のフラワーショップには母の日のカーネーションの如く大々的に並べられていたりしますし、アパレルショップのディスプレイとしてもあちこちに飾られているのを見ると昔から人気の花なんでしょうかね。海外では3月8日を ”ミモザの日” と呼んで国際女性デーと制定されているらしいです。

ミモザは切り花にしてしまうともうそれ以上咲かない花．．．と言われていて、満開で切り取ればまだしも、蕾みたいに小さな花の状態で切り取ってしまうとそのまま咲かずに枯れてしまうらしいです。ポイントは水上げのようで、普通に水切りをする程度では水を吸い上げてくれない事が原因のよう。私も昨夜購入後それを心配し、水切り＆ペンチで切り口を念入りに潰す工夫をしてみました。

今朝になって見たところ、瓶の水が半分ほどまで一気に減っていましたから上手く吸い上げてくれたようです。私の場合これも押し花用途ですから、購入したのは満開よりちょっと手前の花開く直前の蕾みたいな状態。開いたミモザはフワフワでとても魅力的なのですが、ゆすったりすると花粉がパラパラと落ちますから押し花のように直接触れるような用途にするなら満開は避けたほうが良いだろうとの判断。

乾燥に弱いそうですから色や形が崩れないうちに仕込む予定です。