Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

終わる頃に夢中になる...それがオリンピック

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All Photo by inos

スポーツ音痴な私でもいくつかの競技は録画までして見ていた平昌オリンピック。

個人的に1番の注目は開会式の日記にも書いた通りカーリングだったわけですが、今年の日本女子はやってくれましたね。自宅にいながらにして声をあげ興奮気味に見ておりました。カーリングはやったこともなければ生で見たこともないのですが、他のスポーツとは一味違って、努力や実力だけでなくチャンスを結果に繋げる戦術や、スイープしながらプラン変更を行うような瞬時の判断力とチームワークが結果を左右する点が実に面白いです。素人が遊び半分でやってみたくても身近に環境が無い点は残念ですが、今回の日本の盛り上がりをきっかけにもっと広がると良いと思います。

スケートやスキーも大活躍でしたね。どの競技にも共通して言えるのは当たり前ですが皆真剣であるということ。怪我や体調不良を含め状況や環境に左右されるのも前提とした上で勝敗を決めるのがスポーツのルール。

言い訳をしたところで順位が入れ替わるわけでもなし、やり直しが出来るものでも無い。仮に翌日再戦したら結果は変わるかもしれないけれど、決められた日その時の勝負でメダルが決まる...。だから真剣になるしそこに打ち込んでいる姿が美しい。人間の喜怒哀楽がそのままストレートに現れるのがスポーツなんじゃないかと思うのです。私たちの日常って言い訳ばかりですからね、スポーツを見ると全力で勝負する彼らの背中に自分の心の奥底にある純粋な気持ちを重ねてみたくなるんだと思います。

毎度の事ながら、始まりよりも終わる頃に夢中になるのがオリンピック。寒冷地出身の私としては4年後の冬季オリンピックを待ちわびながら、今日の閉会式を少し名残惜しむように眺めていました。

ところで、日本で主にオリンピック中継をしていたNHKはテーマソングにSEKAI NO OWARIの「サザンカ」という曲を使用しており、個人的にはとても好きな曲でダウンロードもしましたが、世界各国の選手が戦うオリンピックという舞台に ”セカイノオワリ” というバンド名に反対はなかったのかとちょっと心配になりましたね。日本人は「バンド名でしょ!」って知っていても、日本語がわかる外人さんからするとそのバンド名に疑問を持つ人もいたんじゃないかと。それを日本の公共放送が採用したというのはなかなか思いきった決断だったと思います。

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