Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

のんびり製作中

By
All Photo by inos

何かに没頭する、私にとって仕事より何より大事な時間の使い方です。時にはそれがカメラを持って街を歩く事だったり、時には一心不乱に自転車で旅をする事だったり、時にはアクアリウムやテラリウムを製作・管理する事だったり。いずれも海外旅行を趣味とするような人から見れば身近な幸せです。

約1ヶ月間放置してあった押し花がひとまず出来上がりました。初めてにしてはまあまあの仕上りでこのまま画用紙にでも密着させラフな感じで壁に貼っておけば良さそうな気もしますが、今回は余っているフォトフレームを活用する目的で始めたので一応額装の準備なども並行して進めています。

寄せ木のフレームは削りっぱなしの白っちゃけた感じも好きですが、いつもどおり何かやりたくなってしまい木彫オイルで表面処理を行いました。直接水がかかるようなものではありませんがこれにて湿度からの影響は最小限になると思います。

また、今回の押し花は合計7〜8kgのプレスを掛け続けたためほぼ均等に潰れておりかなり薄くなりましたが、とは言え茎などの硬い部分は1mm程の厚みを残していますから、そのままガラスに押し当てるように額装してしまうと下地となる和紙が平らにならないはずです。

そもそも額装でガラスに作品を直接押し当てるという組み方は一般的にしません。湿度などでガラスに張り付いたり色移りしてしまうのを防ぐ為で、そこで用いられるのがマット加工と呼ばれるもの。写真や絵画の額装で作品の周囲に数センチの白縁が付いているあれの事で、マットに数ミリの厚さを持たせる事で作品はガラスとの間に空間を保てています。

今回もその方法を用いて押し花の厚み分をマットで浮かせるよう工夫します。とは言え汎用フォトフレームですから裏蓋の事を考えるとマットの厚みはせいぜい1mm。その厚さの白いスチレンボードを準備してフレームの表に見えないサイズでオーバーマット式にしました。表に見せない事を意識するなら黒いスチレンボードにするべきでしたね。

まあこんな感じで牛歩で進めております。第二段で仕込んだミモザの押し花が完成したら実際に組んでみますが、何となく先日購入しておいた和紙だとアンマッチな感じ。仕上りサイズに対して和紙の繊維が粗すぎますね。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)