突然そのドアを叩かれて、「ちょっと今困っているんです．．．」みたいな相談を持ちかけられても、煩雑に詰め込まれた引き出し以外は空っぽ！みたいな私の人生には大したアイテムも揃っておらず、誰かの役に立てるような立場にないのは明白ですが、なぜか昔から人生相談みたいな話を聞かせてもらうことが多い気がします。

人が人に話を聞いてもらいたい時、あるいは聞かせてもらいたい時ってどんな時だろう？って考えると、多分その多くは感情の変化が大きい時じゃないかと思います。嬉しい時、悲しい時、辛い時、楽しい時。だから相談相手にはその時の感情を共感してもらえるのが理想。「ね、だから〇〇が辛いの」と話したところで「ふーん」という反応では話甲斐がないというもの。

相談って実は人に話を聞いてもらう時点である程度自分なりの答えを持っていたりするんですよね。相手に「そうだよね」と言ってもらえれば自信が持てるし決心がつく。答えは私が出すのではなく本人の中に自然と固まってくるもの。