Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

立川駅周辺が充実してきた

By
All Photo by inos

立川駅から程近い位置にオープン予定の ”GREEN SPRINGS”。ライフスタイルをテーマにした「ウェルビーイングタウン」だそうな。世の中は横文字が多いだけでなくそのワードさえ聞き慣れないものを並べ立てる風潮にあるのか、むしろその説明を読んだだけでは意味さえ分からないですね。

平たく言うと、立川駅昭和記念公園近くに、イベントホール、ホテル、オフィス、ショップレストラン、公園からなる巨大な未来型都市空間が誕生したということですね。当初4月10日オープンを予定していたそうですがコロナウイルスの影響で ”まちびらき” そのものは延期となっており、敷地内のショップやレストランに関しては各店舗ごとにオープンした感じのようです。

私は少し前にたまたまこの近所を訪れ、近くでランチは食べられないものかと探していたところここにたどり着いたという経緯。

今日はその中の1店舗をご紹介。TAKE-OFF-SITEと名付けられたここは多摩地区のクリエイティブな企業、作家の商品を販売するテイクオフショップだそうで、何より目を引くのがこちらの飛行機! 昔ながらのラジコン飛行機をやっていた人なら「お、エアロンカ?」と勘違いしてしまいそうな風貌。

R-HM型軽飛行機と呼ぶこの機体は、立飛グループにより製造された戦後初の国産飛行機。3機製造されたうちの1機だそうです。

ん〜このシルエットと色と機体ナンバーの入り方がエアロンカそのまんまなんですよね...。しかし水平尾翼の感じは全く違っていてこちらは複葉機にも似た存在感のある尾翼です。

長年立飛グループの倉庫に保管されていたオリジナルの機体を修復したらしく、設計図以外の資料が殆ど無い中、試行錯誤の末にここまで形に出来たんだとか。確かにどこかの飛行機博物館に展示されているようですね。

低速飛行が出来る反面、高度な操縦技術が要求されたようで量産はされなかったとされています。その点もラジコンのエアロンカと共通ですね。あれも我が実家で何度か製作されましたが飛んだところを見たことがありませんでした。きっとこの空力性能を無視したような設計がいけないんでしょうねぇ。

TAKE-OFF-SITEには飛行機関連のちょっとしたグッズなども多数販売されていました。購入には至りませんでしたが飛行機好きならちょっとワクワクする空間かもしれません。その他自転車ショップやインテリアショップなどもありますから立川方面に行く用事があれば立ち寄ってみるのも面白いかも。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)