iPhoneやiPad用に ”ちょいテレ” なるワンセグチューナーが人気を集めているようです。実は私も欲しかった時期があります。

日本人なら、あの大画面を採用したiPhoneには当然テレビ機能がついている．．．と思っていた人も多いのでは無いでしょうか？一般的な携帯電話であれば、お財布ケータイ機能が付いていたりワンセグが見られるのはほぼ当たり前ですから、iPhoneで見られない事に疑問を感じてもおかしくないと思います。

そこで ”ちょいテレ”。BUFFALO製のアンテナ一体型ワンセグチューナーをドッグコネクターに差し込むだけ。専用アプリをダウンロードすれば即ワンセグテレビに変身するというわけです。良く出来ていますね。

その昔（多分80年代後半）、液晶パネルを得意とするシャープやカシオからは、車でもテレビが見られるようにと次々小型液晶テレビを出したものでした。画面サイズはせいぜい3〜4インチ程度。長いロッドアンテナを伸ばしたところで所詮アナログ放送ですから、車で移動しながらの映像は砂嵐の中に画が映る事がある．．．程度。それでもテレビと言えば、自宅にドーンと構えるソレしか無かった頃ですから、その小さな画面が新鮮で大人気になった記憶があります。それが今や携帯電話で見られるのですから、技術の進歩に驚かなくなってしまった分、ワクワクする感じは薄れた気がします。

実際私は外出先でテレビが見られなくて困った事はありませんが、今回の大震災のような時はテレビという多面的なメディアの力がやっぱりインターネットを凌ぐ事を感じましたから、一つ持っていても損は無いかも知れませんね。