半年ほど前に行ったばかりな気もしますが、知人がチケットを手配してくれていて、ASKAさんのクリスマスライブに行く事が出来ました。東京国際フォーラムには以前、他のアーティストのライブで行った事がありましたが、ほぼセンターの12列目という特等席は初めてです。

クリスマスライブですから著名ミュージシャンのカバーが多かったりして、ASKAさんのソロとしては異色な雰囲気が出ていてオリジナル曲とのギャップが楽しめました。

ただ想定外のアクシデントが一つ、直前に飲んでいた大量のハーブティーが原因して、ライブの中盤から私の中ではトイレとライブの天秤が大きく揺れておりました。アンコール1曲目までは何とか我慢出来たものの、”事件が起きる” 前に事を済ませなければと席を外した訳ですが、ライブは一旦席を離れると演奏中の曲が終わるまでは通路を歩けませんから、その間会場入口付近で見なければなりません。今日はその曲がちょうど名曲 YAH YAH YAH に当たってしまい、入口付近から俯瞰気味に参加しました。本当は拳を高く突き上げながら楽しみたかったのに、会場係員と向かい合っていてはそうもいかず．．．。それでも最高に楽しい一時でした。やっぱりライブって良いですね。

そんな状況ながら冷静に見ていたのはステージに使われていた照明。バリライトには10年ほど前からHMI（車で言うところのHID）が主流ですが、一般的なタングステン照明の代わりとしていよいよLEDが本格導入され始めていました。今回のステージのうち1割〜2割はLEDが使われていて、色フィルターを高速に動かして変色させる他の照明に比べ、フルカラーLEDを使用した箇所は瞬時に色が変わるので一目瞭然です。ステージを照らすだけの高輝度を得るにはどれくらいのワット数のチップを使っているのか気になる所です。恐らく10wを20個程度まとめているのだとは思いますが．．．。これまでの照明では難しかった ”徐々に色を変えるような制御” が実現出来れば、また一味違った演出が出来そうな気がします。