温湿度マニアの私の事ですから、日々家中の湿度管理には余念がありません。各部屋に温湿度計が設置されているのは勿論のこと、ベランダ（つまり屋外）の値はワイヤレスにて監視していますし、趣味部屋はクラウドにてデータ管理されています。

冬の寒い時期に車中泊をした事がある人なら分かると思いますが、人は寝ている間の呼吸でものすごい量の水分を放出しているんですよね。朝起きると車の中はびしょびしょになっていて、フロントガラスなんて雑巾で拭き取らないと前が見えないなんてこともしばしば。

と言うことはですよ、家の中で寝室というのはかなり湿気の多い部屋であるわけで、クローゼットの中の衣類にカビが大発生なんて展開も容易に想像できるわけで。

そこで今回寝室用の温湿度計を購入しました。これまでも小さなものは置いていたものの電池がすぐになくなってしまうのでもう少し実用的なモデルに買い替えたというわけ。Goveeというメーカーなんでしょうか、温度と湿度が上下2段でとても見やすいデザイン。まあそれ自体はそう珍しいものではないのですが、このモデルの特徴はBluetooth経由でスマートフォンからもその値を監視できるところ。

リアルタイムに現在の温湿度を確認できるだけでなく、過去の履歴をグラフで表示したり、設定した上限下減リミットを超えた際はスマートフォンに警告を表示するとか、計測値の誤差をキャリブレーションで修正出来るなど、私好みの機能が搭載されている点が◎。

説明によれば過去ログをcsv形式で書き出すことも出来るようですが、さすがにそれをExcelで管理！みたいなところまではしませんけどね。これを置くことで窓を開けて換気するきっかけになるとか、これから梅雨シーズンに突入したら除湿機使用計画に活躍してくれると思います。

実際手元に届いて使ってみた感想としては、想像よりも二回りくらい小型だった点とセンサー感度の良さへの驚き。手に持ったりすると途端に数値がグッと変わりますからね、ここまで敏感に反応する温湿度計をあまり見た事がありません。これにてお値段１,980円。良い買い物をしました。