Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

最高の梅を見に行く

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All Photo by inos

先週末くらいからちょっぴり気にかけていた梅の見頃時期。それも府中郷土の森公園のそれは西東京界隈では有名だと言うじゃないですか! オフィシャルサイトの開花情報によれば今年の見頃は例年より1週間ほど遅く、早咲き、中咲き、遅咲きに分類される梅の種類のうち約7割を占めると言われる中咲きの梅がこの週末はもうすぐ8分咲きとの事でしたので愛車ジムニーでドライブがてら見に行ってきました。

本当は自転車で行くつもりだったんですけどね、午後の予定もありましたし、スギ花粉も大量に飛び始めていますから今回は安全な手段を選んだわけで...。現地の駐車場はどこも満車の看板が並んでおり待ち時間が懸念されましたが、お昼時に訪れたのが良かったのか運良く最寄りの無料駐車場が利用できました。

桜の時期になると日本中どこもかしこも ”お花見ムード” で昼も夜もさくらさくらと大騒ぎですが、 梅の花でお花見っていうのはあまりメジャーな感じがせず私もこれまで本格的に見に行ったことはなかったのですが、こちら郷土の森公園の梅園は規模が大きく約60種1,100本の梅の木が園内を彩っていました。15℃に届かないくらいの気温でしたが梅園の人出はご覧の通り大人気。

桜ほど大きくならず手の届く絶妙な高さに咲くのが梅の特徴でしょうか。自ずと遠くから眺めるよりおしべやめしべが肉眼で見られるくらいの距離まで近づいて楽しめるのが良いですね。枝の曲がり方に男らしさが感じられるのも梅ならではで、ゆえに盆栽に用いられる理由もわかる気がします。

焚き火やバーベキューはNGなんでしょうけれど、こうしてゴザを敷いてピクニックを楽しむのはOKなようです。風がなく日向であれば初春の温かさを感じられましたからとても気持ちがよさそうでした。こうした風景を見ているとそろそろ我が家もキャンプ再開!なんて気持ちが先走ります。

”枝垂れ桜” というのは聞いた事がありますし見た目にも名前に負けない存在感ですが、世の中には ”枝垂れ梅” なるものも存在するのですね。こうして見てもこれまで掲載した写真の梅とは明らかに枝振りが違うのが分かります。枝垂れ桜のような梅。これはこれで綺麗ですね。

よく街のお祭りなどで商店街にこれの造花を見た事がある気がしますが、あれは枝垂れ梅ではないのでしょうかね?

梅というと私が想像するのは白とピンクくらいのものでしたが、こんなにも濃い色も存在するのですね。ピンクより赤に近いですから白い花に囲まれるとものすごい存在感です。

イロモノの少なかった冬に「もうお前の季節は終わりだよ」と言わんばかりの力強いカラーは他の花にはない梅独特の役割とでも言いましょうか。

やはりお花見には家族連れの姿が似合います。子供にとってはお花見なんてそれほど興味がなかったり、むしろ露店で売られている甘いものに気持ちが奪われたりしがちですが、それでも家族でこうした場を訪れ「ほら綺麗に咲いているよ、見てごらん」と肩車をしてもらったり抱き上げたりしてもらったりした思い出は大人になってもしっかり記憶に刻まれているものです。

大人より低い目線から見上げた梅に桜との違いを見つけられたでしょうか。

本日1番のお笑いポイントがこれ「野梅系」。ヤバイケイ!って現代用語っぽく解釈するとなかなか面白いですよね。

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