今週末から来週末にかけて立て続けに大きな大風がやってくると報道されています。旅行の計画が白紙になるくらいならまだしも農家の皆さんは秋の収穫目前でしょうから気が気ではないでしょうね。

先日訪れた昇仙峡からそう遠くない距離に綺麗な田園風景が広がっていたので写真に残しておりました。長野の田舎育ちの私ですから田んぼを見るのは何も珍しくはないのですが、大人になって、それも長い間都会暮らしが続いているとこうした風景が特に美しく見えるものです。

稲の品種にもよるのでしょうが、ここまで成長していればそろそろ収穫なんでしょうね。田んぼによってはまだ成長し切っておらずあと1ヶ月くらいかかるんじゃ？という場所もありました。

稲って日当たりでも成長スピードがかなり変わるでしょうし、子供の頃の記憶を辿ると、確か田んぼへの水の取り入れ口付近は水が冷たいせいか成長が遅かった記憶があります。

農業って側から見るほど楽ではなく、農地があれば誰でも出来るというものではないと思います。何よりやる気と根気は最低限、知識やノウハウは慣れる事で身につけ、目に見える植物の成長以外に雑草や病気に対する管理も求められ、収穫後作物の出荷に関するルートなども組合などの繋がりで実現するのだと思います。規模が大きくなれば農機具も必要でしょうから初期投資もかなりのものと想像します。

私は親戚のおじいちゃんの家がその昔農家をやっていましたが畑や田んぼ仕事など手伝った事はなく、思い出があるとすれば真夏に畑からホカホカに温まったトマトをもいできて食べたことくらい。今更ですがその頃少しでもお手伝いしていればもう少し農業に対する知識が身についていたかなぁと思うことがあります。

私が農家をやっていく事はないでしょうが、自分で育てた作物を収穫し料理する楽しみというのは今でも味わってみたい気がしています。昨年市民農園の募集がないかチェックしていたのですが残念ながら今年の枠には空きがなく申し込めませんでした。うまくいけば来年はひと区画借りられるかな？