Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

贅沢なブックカフェ

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All Photo by inos

地下鉄六本木駅を出てすぐのところにあった青山ブックセンターが閉店したのは今から3,4年前の事だったでしょうか? 芸術書の類が充実していましたし、ハリネズミカメラみたいなトイカメラの扱いもあったので結構好きな書店だったんですけどね。

そんな青山ブックセンターの跡地は今どうなっているのか? と思い足を運んでみると、現在は「本と出会うための本屋」が謳い文句の「文喫」という書店になっていました。文喫というくらいですから本が読めるだけでなくちょっとした喫茶もあるのだそうで。

つまりここは普通の本屋さんではなくどちらかというとブックカフェですね。そのため分かりやすい入場料が発生します。平日で1,500円/人なんだとか。

本って今やスマホで電子版を読む方が簡単ですから街の書店は一気に数を減らしていて、駅前で店主がハタキを掛けているような懐かしささえ感じるショップスタイルでは存続が難しいのでしょう。蔦屋書店だってほとんどの店舗がスターバックスと一体化していてカフェ気分で本が読めますからね、こちらの文喫も同様の路線を狙っているのかなと。

しかし、入場料1,500円はちょっと高い感じがしますよね。毎回その料金が発生するようでは学生はあまり利用しないでしょうし、懐事情にある程度余裕のある社会人でも本当の読書好きは普通の書店で購入し自宅や電車移動でじっくり読みたいでしょうから、ここを利用する人を考えてみると一見さんを除いてそれほどリピーターは期待できないんじゃないかと。

ここを利用した人の感想を聞いてみたいですね。

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