子供に限らず人に魚の絵を描かせると殆どの人が頭を左向きに描く事が知られています。これは絵だけでなく、定食屋さんで焼き魚を注文すると間違いなくお皿に対して左向きに載ってきますね。

理由について調べてみると右利きだと左向きの絵が描きやすいだとか、日本人の文字の書く方向に由来しているなど諸説あるようですが、本当のところは誰も分からないのだと思います。ただ、外国では右向きの絵を描く人も少なくないようですね。

さて、それらの法則は写真でも同じことが言えそうで、車を真横から撮るような場合、今日のように右向きに撮るとなぜか画が安定しない気がします。少しでも斜めから狙えばだいぶ印象は変わるのですが、真横から撮る場合日本の交通事情ではどうしてもこうなってしまうんですよね。左向きで撮るとしたら道路のこちら側にいる車しかフレーミング出来ないわけで。

まあ今日の写真は車が主役ではなく、シャボン玉みたいな景色の中の車ってのが見せたいわけで、だとしたら大した問題ではないですね。