ホンダはこのオートサロンでCIVIC TYPE R-GT CONCEPTを発表しましたね。
この車はその名の通りGTを意識して設計されているとあって、狙うはSuper GT500クラスなんだそうです。GT500クラスにシビックってちょっと違和感ありますけどね。シビックサイズならGT300クラスじゃないかと。
クラス分けから見えてくるのはこの車は500馬力相当のエンジンを積むという事。うひょーって感じですね。シビックで500馬力って。
こちらは現行のGT500クラスで活躍するNSXかと思います。うん、こちらがクラス相応な感じですね。ただNSXって今はこんな形しているんですね。GTカーの場合ベース車両は原型を留めていなかったりするのでその判断は難しいですが...。まあそれにしても近年レース業界に関して浦島太郎な私としてはこの車さえもしっくり来ないんですよね。
そう、これこれ!GT500のNSXといったら真っ先に思いつくのはこの形。しかも派手なオレンジはお馴染みARTAですよ。鈴木亜久里さんがチーム監督で土屋圭市さんがドライバー、レース業界が熱かったあの頃。もう15年くらい前の事でしょうかね、懐かしいです。
ホンダはまだF1参戦しているんでしたっけ?やめてしまったような記憶もありますが定かではありません。昔はこうしたレースカーがオートサロンには不可欠で結構展示されましたが最近は減った気がしますね。
車のカスタムのベクトルは昔から様々ありますが、近年はモータースポーツよりアウトドア方向へシフトしており、どのメーカーもSUVに力を入れる傾向が強い気がします。まあ私自身も年齢とともにシフトが進んでおります...。
一際綺麗なMINIが目につきました。MINI好きな人なら分かってもらえると思いますが、Mk1グリルが最高にカッコイイじゃないですか。それでいてこの車はプロジェクターライトが搭載されているんですよね。恐らくLEDなんじゃないかと。クラシカルな車に上手くモダンなデザインを取り入れていて、そのバランスが丁度いいところに収まっている感じ。
よく見るとエンジンはローバー純正ではなくツインカムの4連スロットルっぽいですが果たして?
真っ赤なボディカラー、肉眼で見た印象の全てをパソコン画面では到底伝えることが出来ませんが、この車の鮮やかさはかなりのものでしたね。
赤いボディは紫外線による色褪せが目立ちやすいので、私がオーナーだったら勿体無くて乗れないレベルでした。
気になったのがテールランプ。MkⅡかMkⅢ互換のクリアーレンズ。え、ここまでやったらテールもMk1でしょ!とツッコミを入れたくなるところ。私だったら絶対スムージングしてMk1の丸型レンズにしちゃいますね。大きなお世話でしょうが...。
ダンロップのブースに展示されていたと記憶していますが、この車のリアウィンドウにはガレージモーリスのロゴが。なるほどMINI専門店のモーリスならこれくらいの仕上がりは当然でしょうね。