先週京都を訪れた際、ホテルからそう遠くない距離にあった清水寺に立ち寄ってみました。そのほか三十三間堂なども候補にあったのですが、如何せん夕方だったため清水寺以外は閉門時間に間に合わず。

ああコロナが明けたんだなぁの図。京都の観光地はきっとどこもこんな具合で多くの観光客が訪れている事と思います。修学旅行生も沢山いましたね。コロナで外出制限のあったこの3年間は大人よりも学生が可哀想な期間でしたからね、本来修学旅行の時期ではない学校もここぞとばかりにイベントを詰め込んでいるんでしょう。

市街地から歩いて行ける距離にある清水寺ですが、僅かに高台に位置しているとあって京都市内を一望できます。お寺や神社というのは五重塔みたいなシンボリックな建造物でなくても凛とした佇まいが大変美しく見えて好きです。

大金を叩いて欲しいものを購入する際に「清水の舞台から飛び降りる気持ちで」みたいに表現する事がありますが、実際その舞台に立ってみると飛び降りれる高さではないですよね。4階建ビルの高さと言われていますがもっと高いように感じます。周りに背の高い建造物がないので余計にそう感じるのかもしれません。

あれ、ここは日本でしたよね？ と疑いたくなる絵馬の数々。今や京都は日本人より外国人観光客の方が多いんじゃないか？と思うくらいです。

この角度から見ると大変恵まれた環境に建てられているのが分かります。遠くに京都市内を眺めながら手前は木々が鬱蒼と生い茂っており、それらを飛び抜ける形で本堂が建てられています。まあ木々が生い茂りすぎていて舞台の高さがよく分からない．．．とも言えますが、ここからの景色は大変綺麗ですね。夕方で西陽を味方にしていますから立体感が増して余計にそう思えます。

京都に来ると、やっぱり京都はいいなぁといつも思います。街を歩くだけでもどこか情緒を感じますし、少し歩けば歴史的な建造物が次々に現れ、レンタサイクルを借りれば最初に巡ったお寺がどこだったか思い出せないほど沢山の名所を訪る事が出来ます。1時間も電車に乗れば奈良にも行けますしね。

今回は時間がなかったので文字通り ”駆け込み寺” となってしまいましたが、次は観光目的で京都奈良を訪れじっくり大人の時間を過ごしたいと思っています。