この週末は埼玉県飯能にある大松閣へ。と言っても大松閣は山深い飯能の隠れ家的ホテルでして、今回は宿泊目的ではないからして隣接する ”山の茶屋” が目的地。どうですこの佇まい！ 都会でスターバックスに行くのも良いですがこういう場所を好んで探してしまうあたりは年齢が関係してのことでしょうか？

入口に並ぶ沢山の薪は雰囲気作りのオブジェではなく、ここ山の茶屋は炭火料理の人気が高いらしく店内には暖炉で火種が絶やさずキープされているのでした。にしても綺麗な薪ですね。

また屋根に生えた沢山の苔がまた美しい！ 自分の家なら湿気で屋根が腐ってしまうのではないか？と心配になりますがたまに訪れるこういう場所なら芸術目線で見れますね。周囲に生い茂る沢山の木々に囲まれてしっとりと落ち着いた感じが時間の流れを止めているようでなんとも穏やかな気持になれる場所です。

この日食べたのがこの盛り合わせ御膳みたいなメニュー。名前は失念．．．。見た目は珍しい感じもせずこういうお店ならよくありそうな感じではあるのですが、食べてみたらびっくりするくらい美味しいです。どのメニューもじっくり手間をかけて作られている感じが伝わってくるのです。

特に天ぷらは美味でしたね。天つゆでもなく塩でもない、味付け天ぷらはそのまま頂くのだそうで、表面のカラカラ具合が他に例がないくらい良い食感。蕎麦も茶碗蒸しもどこか他とは違う感じ。安いお店ではございませんが値段だけのことはありますね。

このお店では朴葉で牛肉を焼く朴葉御膳なるメニューがあるのですが、次はそれを食べてみたいですね。名前だけ聞いても山奥の茶屋ならではって感じがして良いでしょう？