Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

光を背負っても大丈夫

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All Photo by inos

SIGMA DP2Xを購入してからコレといって実のある写真など撮っていなかったからして、昨日掲載したトレンクルが初めての撮影。しかし撮影の際少々気になったのは、レリーズ直後続けて次のコマを撮影するためAF動作をさせていると、液晶ディスプレイ全体にマゼンダの派手なノイズらしきチカチカ現象が発生。撮影データに影響は無いものの撮影中はかなり不安になります。イメージセンサーかディスプレイの不良と判断し、早速購入店に持ち込み新品交換して頂きました。

その後、交換して頂いたボディの試し取りの意味で新宿駅周辺にて何度かシャッターを切ったところ、なんと同じノイズが発生。どうやら個体による不良ではなくDP2Xの持病のようです。ファームウェアは現在1.00ですから、今後改良、熟成されると良いのですが。

さて、DP1を使用していてこれまでどうにもストレスだったのは太陽をフレーミング出来ない事。DPシリーズの初代モデルであるDP1は強い光源をフレーミングしてしまうとピンクや赤の派手なフレアが出てしまうという欠点がありました。格子模様のフレアですから恐らくイメージャのマイクロレンズの一つ一つが強い光源により乱反射してしまっているのでしょうが、その模様がスナック菓子のサッポロポテトに似ている事から、SIGMAユーザーの間では専らサッポロポテトと呼ばれています。

しかしDPシリーズもその後マイナーチェンジを重ねる度に改良され、現在入手出来るDP1XとDP2Xに関してはサッポロポテトとは無縁のカメラになっています。太陽をフレーム内に入れ込む事の多い私には非常にありがたい改良で、早速DP2Xを空高く向け意地悪なアングルで1枚撮ってみました。さすがにサッポロポテトは出ないですね。ビルに写っているグリーンのフレアは一般的なレンズフレアです。

この際、長年使っているDP1もDP1Xにしてしまえば、どちらのカメラも逆光に強くなるのだけれど、そんな贅沢は出来ませんね。

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