SIGMA DP1をネットオークションに出品しました。

DP2Xを購入する時点で予想はしていましたが、近頃DP1の出番は2カ月に1度程度と殆ど無く、同じイメージセンサーなら28mmという広角レンズを持つDP1のほうが40mmのDP2Xよりも私好みなのだけれど、いかんせん初期のDP1は逆光にめっぽう弱く太陽を入れ込むようなフレーミングが出来ないため、DP2Xにその座を譲り渡す結果になっていました。Foveonセンサーのキレは初期のDP1が一番良いような気がしていましたが、やはり実用性には敵いませんね。

その代わり、昨年の暮れに購入したLeica IIIfは現在関東カメラサービスにてオーバーホール中です。デジタルを手放してフィルムカメラを購入するのはどう考えても時代に逆行していますが、技術先行時代の今だからこそのんびり被写体と向かい合いたい今日この頃なのです。オーバーホールは一旦カメラを全てバラして清掃後組み上げますし、ハーフミラー等は現代の物へと交換し、距離計や二重像の調整を実施、グッタペルカ（貼り皮）の貼り直しも行いますから2カ月も掛かります。今年の春の休日はのんびりと街が歩けそうです。

こう書いてしまうと、しばらくはフィルムで行くのですか？と言われそうですね．．．。いえ、両方使うという事です。デジタルならDP2Xは勿論ですが、今月か来月辺りに発表が予想されるSIGMAとFUJIFILMの新機種。楽しみですね。