Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

難しくならない事

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UIやUXという言葉も近頃では抵抗なく使われるようになりました。特にUXに関しては企業などでも今注目されているワードだと思います。

日本が誇るものづくりの技術の高さ、腕時計などを見ても品質含め素晴らしい事は世界中が認めるところです。スチルカメラに関して言えば海外でも圧倒的に日本メーカーが使われていますね。以前、ラスベガスで外人さんにカメラの操作を聞かれた時も、それが日本製だったので何の抵抗もなく教えてあげられました。

しかし、いかんせん日本製品は機能をてんこ盛りにするあまり、メニュー構成が奥深く、それらの設定状況が画面のあちこちに表示され、必ずしも高性能が使いやすさには直結していません。例えば携帯電話やデジタルカメラのディスプレイを眺めてみると、一見何を意味するのかわからないようなアイコンがいくつも並んでいます。作り手側は、あらゆる情報がひと目で分かるようにという配慮で各種設定状況を表示しているのでしょうが、実際は、「昨日から見慣れないアイコンが表示されているんだけどこれは一体なんだろう?」程度に捉えられていて、どちらかと言うとそのアイコンを消す方法を調べることのほうが多いです。

時代と共に技術は進歩して新しい機能や操作方法が増えるのは当たり前です。そしてマーケティングの幅を広げるために作り手側はそれらを全部載せしたい気持ちもわかります。でも、ユーザーは自分の使いたい機能だけが載っていることが理想で、それ以外の機能は操作も表示もただ煩雑になってしまいます。

携帯電話はスマートフォンに進化して、プラグイン的にアプリをインストールして自分に必要な機能だけを追加することが出来るようになりました。カメラや各種パソコン用アプリそのものだってそういった方向性が必然ではないでしょうか?

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