スマートフォンの普及と共に電子化の有り難みが一気に浸透したわけですが、仕事柄普段PDFファイルを持ち歩く事が多い私もiPhone購入時にその機能への期待が大きかったのは事実です。主に映像機器マニュアルの参照目的ですね。
ただPDFを見るといっても色々なReaderツールがあるわけですが、ことiPhoneユーザーの間では本家Adobe ReaderよりもGoodReaderのほうが浸透しているのでしょうね。
そんなGoodReader、単体ツールとして使うならPDFファイルをダウンロードするなり、パソコンと接続してファイルを転送すれば良いですが、扱うファイルが頻繁に更新される等の理由で都度最新版ファイルと入れ替えながら使うような場合にはその作業が結構手間に感じてくるわけです。
そこで、パソコン内のファイルとiPhone内のファイルを常に同期させたいと考え辿り着くのがDropboxとGoodReaderとの連携です。Dropboxは言わずと知れたCloudサービスですからそこにPDFファイルを置くとして、GoodReaderアプリ内のフォルダとDropbox内のフォルダをSyncさせておけば効率が良いです。
勿論Dropbox専用アプリでもPDFは見れますからそれでも良いのですが、PDFの閲覧機能はGoodReaderのほうが快適なのでこんな手段をとるわけですね。
私はDropboxの他にbox.netやGoogle Driveも使用していますからそれらとGoodReaderも同期するようセッティングしてみました。ただ、Google Driveに関してはGoodReaderアプリのSync機能が使えないようですから都度ファイルダウンロードの手間が掛かるようですね。
正直今まではこれらのCloudサービスをどう使い分けようかと様子見でしたが、自分なりの方向性が少しずつ定まってきたように思います。Apple製品で固まっている我が家ですからiCloudだけでも事足りるはずですが、そちらは各機器のバックアップ、カレンダー、連絡先の同期専用に使っています。
各種ドキュメントファイルやメディアはMacからDropboxフォルダに投げ込めばいつでもGoodReaderでファイル閲覧が出来ます。