Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

Photoshop for iPadの出来はまだまだ

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All Photo by inos

今年も間もなくAdobe MAX Japanの季節ですね。写真、映像、デザイン界で頂点に立つアプリケーションブランドとあって、パシフィコ横浜という巨大な会場で開催されながらも定員はあっというまにいっぱい。例年通り私はライブ配信を見守ることになりそうです。

ハードウェアを持たず、ソフトウェアだけで業界のトップを走り続けるAdobeさんというメーカーは大したものですよね。PhotoshopやPremiereを含むすべてのアプリケーションが月々払いのサブスクリプション制を導入しクリエイターの多くから叩かれて久しいですが、今では多くのメーカーが右に習えでそのサブスクを採用していますね。

ソフトだけを作っているメーカーというのは競合メーカーに類似アプリを無償で出されてしまったら終わってしまいますからね、時代にそぐうサービスを常に考えているのでしょう。

さてそんなAdobeさん、丁度1年前にiOSで動くPhotoshop for iPadの開発を発表し、つい先日正式リリースされました。私も待ってました!とばかりにダウンロードしてインストール。

ところがどっこい、このiOS版のPhotoshopがまだ全然使えなくて困っております。1年前のAdobeさんは「デスクトップ版並みの本格アプリ」と呼んでいたのに、蓋を開けてみたらかなり機能が限定されており、ぜんぜんデスクトップ版の代わりにはなりません。だってコンテンツの解像度変更すら出来ないのですから...。

私としては出先でLightroom現像した写真のレタッチとリサイズ目的で導入しましたから、現在のアプリの完成度では事足りず、まだしばらくは名も知らぬフリーアプリでそれらをカバーするしかない感じ。無名ソフトの欠点は、リサイズ時のリサンプル形式が選べないのと、ファイル保存時のメタデータやカラープロファイルの管理が出来ないところ。デスクトップ版Photoshopでは当然カバーされているのでiPad版も当然!と思っていたのですが...。

Adobeさんも最初のバージョンの完成度の低さは認めており、今後のバージョンアップで必要な機能を追加実装していくとアナウンスしていますから恐らく時が解決してくれるとは思いますが、解像度変更くらいは初期の機能として必要だと思いますけどねぇ...。

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