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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

PCに映像コンテンツストック用の小さなドライブ実装を考える

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All Photo by inos

仕事で使っているWindows PCにはどういうわけかSDカードスロットがありません。デジタルカメラからの写真取り込みなどには少々不便を強いられますね。

また私の場合、カラーグレーディングソフト等による映像信号検証のための基準信号を記録した映像コンテンツの持ち歩きなどもあり、どうしてもPCの内蔵ドライブだけでは容量が足りず、それでいてプロ用の映像コーデックのためビットレートが非常に高くメモリーメディアへのアクセススピードもかなり早いものが求められる事から、今回SDカードの代用として超小型のUSBメモリーを購入しました。

ちょうど手のひらに載るくらいの一般的なサイズのUSBメモリーはいくつも所有していますが、今回はPCに差しっぱなしにできる超小型というのが決め手。

こうした小型のUSBメモリーというのは以前より市場に出回っていたものですが、今回購入したのはUSB規格がUSB 3.2 Gen.1に対応したもの。このクラスの製品でUSB3.2に対応したものはまだ市場に殆どないのではないかと思います。

もちろん、世の中的には最新のUSB4.0の方がさらに転送速度は早いわけですが今回はPCに差しっぱなしにできる事が前提ですのでコネクター形状は従来のUSB TypeAが適しているという理由で、あえてUSB3規格の中で比較的速度の早い3.2 Gen1というわけ。

このサイズながら、容量は256GB、読み出し速度は400MB/sです。検証用の映像コンテンツを持ち歩くならこれでも十分ではないでしょうか?

ちなみにベンチマーク計測をしてみたら書き込み115MB/s、読み出し330MB/s程度でした。書き込みはそれなりですが読み出しは4K Apple ProRes.HQがギリギリ使えるくらいですね。

SDカードの代わりにPCに差しっぱなしにするという運用法を考えれば装着時の出っ張りは最小限にとどめたいところですが、いくら小さいとはいえPC側面から実測で7,8mmは飛び出ますね。まあこれくらいならマウス操作の邪魔になるほどではありませんし、装着もしっかりしているのでうっかり落としてしまう事もなさそうです。

私が所有するPC周辺機器の多くは既にUSB TypeCやThunderbolt4へ移行しているためPCのUSB TypeAポートを使う頻度が減っているんですよね。それならこんなふうにType Aポートを小型ストレージのように使うのも一つのアイデアかと。

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