Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

CP+でプラスと感じた事 2019(2)

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All Photo by inos

TOMYTEC/BORGさんのブースを探し回り案外時間がかかってしまいました。これだけ立派なブースでも反対側の通路からだと全く見えなかったりして、会場レイアウトの事前確認は重要だと今更ながら思いました。一応カテゴリー別に展示エリアが分けられているのでこの周辺だろうと思いグルグル歩き回ったんですけどね、たまたまTOMYTEC/BORGさんのブースの前だけ歩いていなかったようで...。

流石にマニアックなカテゴリーなのでお客さんはまばら...。初日の招待客限定枠の時間帯という理由もありますが。こうしたイベントも常にこれくらいの来場者数なら見やすいんですけどね。一般公開の時間帯になるとそれはもう大変な騒ぎで。

ここで見たかったモノはたった1つ。ユニテック製の極軸微動ユニット。つまりは昨日の日記の続きってわけ。

こちらのメーカーの微動ユニットは以前より気になっていましたが、実店舗での取り扱いは東京都内で1件、大阪で1件のいずれも天体専門店のため、実機に見たり触れたりする機会がなかったのでした。それが今回は会場にて展示があると!

こうやって写真に撮ってくると、「どれどれ上に乗っている望遠鏡? その下の青くて綺麗なメカ?」って思うじゃないですか? いえいえ違います、青いメカの下にある土台のほうです...。めっちゃ地味です。

上に乗せる赤道儀はこんな立派なものではないにせよ既に所有しておりますから、今探しているのはその下の微動ユニット。

この微動ユニットの特徴は他社のそれと比べて見るからに剛性に優れた造り、更にはゴニオ式と呼ばれる方式は垂直(傾斜)微動の回転中心が弓状のパーツとなっており、傾斜の変更にともなう重心の崩れを最小限に抑えることができるとされています。なんだか本格的な天文台の仕組みがそのまま小さくなったようです。

これまで写真で見ていただけの情報から想像していたのは、調整ネジのピッチが比較的小さく見えましたから微動の調整は細かく出来るのではないか?との大方の予想。実際に触らせてもらったところ、調整時の動作は想像したほど細かくはないものの他社製品と比べると十分精度の高そうな動き。剛性感は見たままにしっかりしたものでした。

赤道儀固定方式はテーパーアダプターを介してワンタッチで行え、更には別売りの傾斜ウェッジと組み合わせればおよそ35度の角度出しも簡単に行える計算。

動作の滑らかさは昨日の日記で紹介したLeoFoto製ギア雲台が最高ですが、天体用に特化した使い勝手はこちらの方が良さそうです。どちらにしてもすぐには入手できないものですからこういうのは色々考えながら楽しみたいと思います。

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